ちゅう‐いん【中院】
1 同時に三人以上の上皇または法皇があるとき、2番目の人。本院・新院に対していう。なかのいん。 2 斎宮寮の一。頭(かみ)以下の役人の詰め所。 3 矢の的で、三重の輪の2番目の部分。
ちゅうごくのふしぎなやくにん【中国の不思議な役人】
《原題、(ハンガリー)A csodálatos mandarin》バルトークのパントマイムのための舞台音楽。全1幕。1926年初演。上海を舞台に不死の役人が少女との愛に目覚めて死に至るまでを描い...
ちゅう・する【誅する】
[動サ変][文]ちゅう・す[サ変]悪人や罪のある者を殺す。成敗する。「無道の役人を—・し」〈鴎外・大塩平八郎〉
ちょう【庁】
1 役人が事務を行う所。また、その建物。役所。官庁。「消防—」「警視—」 2 国の行政機関の一。府または省の外局として設置される。国税庁・文化庁・金融庁など。長は長官。 3 「検非違使(けびいし...
ちょう‐がん【庁官】
1 院の庁・女院の庁・後院の庁などの主典代(しゅてんだい)以上の役職者を除く一般職員。六位相当。 2 親王家の家司の一。また、東宮坊の下級事務職員にもいう。 3 国衙(こくが)の役人。在庁官人。...
ちょう‐しゅ【町衆】
1 町内の人たち。まちしゅう。「—は不請の袴、肩衣を着て」〈浮・一代女・三〉 2 江戸時代、町年寄などの町役人。まちしゅう。
ちょう‐だい【町代】
江戸時代、江戸・大坂・京都などで、町年寄や町名主を補佐した町役人。その雇い入れ・給料などは町内で協議し負担した。書役(かきやく)。
ちょう‐む【庁務】
1 官庁の事務。 2 検非違使(けびいし)庁の事務。 3 門跡寺院の役人。坊官。
ちょうもつ‐し【徴物使】
平安時代、中央の諸司・諸家に置かれ、地方からの調庸物の出納にあたった役人。地方に出向いて略奪行為を行うこともあった。
ちょう‐やく【町役】
1 町内の住民として果たさなければならない義務やつきあい。まちやく。「—の野おくりには出ぬ事なりがたし」〈浮・織留・五〉 2 江戸時代、大坂の町人に賦課された町内の費用。まちやく。 3 「町役人...