あおい‐かずら【葵鬘】
賀茂(かも)の祭に参列する諸役人の冠・烏帽子(えぼし)に挿し、また牛車(ぎっしゃ)のすだれなどにも掛けた飾り。葵(フタバアオイ)の葉と桂(かつら)の枝を組み合わせたものを諸鬘(もろかずら)、葵だ...
あか‐ぎぬ【赤衣】
《古くは「あかきぬ」とも》 1 赤色に染めた衣服。 2 緋色(あけいろ)の袍(ほう)。五位の官人の服装。あけごろも。 3 検非違使(けびいし)などの下級役人が着る赤い色の狩衣(かりぎぬ)。
あずかり【預(か)り】
1 人や物などを預かること。「—物」「保護—」 2 預かり証。「一筆—を書く」 3 物事の決着をつけないで持ち越すこと。特に相撲などで、勝負をつけないままにすること。「その件は次回まで—としよう...
いし‐ぶぎょう【石奉行】
1 戦国時代、城の石積みにあたった役人。また、石の切り出しをつかさどった役人。 2 江戸幕府で、土木工事をつかさどる役人。のちには、材木奉行を兼ねた。
いち‐いん【一員】
1 団体を構成する一人。「家族の—」 2 律令制で規定された各省や寮の役人の中の一人。「靫負(ゆげひ)の佐(すけ)—など、ひきつくろひたるけしき、心異なるべし」〈今鏡・一〉
あしらう
1〔応対する,扱う〕treat; handle客を丁重にあしらったThey treated [received/entertained] the guest politely.私をじゃけんにあし...
天下り
I〔神話で,神の〕descent from heavenII〔役人の〕説明Amakudari is the practice of senior government officials ret...
一
1〔一つの,一人の〕a; one一市民a private citizen/a member of the general public2〔ある〕戦後の一時期にduring a certain p...
戒める
1〔訓戒する〕 《文》 admonish;〔警告する〕warn ((a person (not) to do));〔叱責する〕scoldスピードを出し過ぎないように戒めたI warned him...
色目
色目をつかう1〔気のありそうな目付きで見る〕make eyes ((at a person))女はその青年にちらちら色目を使っているThe woman keeps 「making (bedroo...
ぞっかん【属官】
[共通する意味] ★地位の低い役人。[英] an official(役人)[使い方]〔属吏〕▽文部省勤めの属吏〔下僚〕▽官庁の下僚▽下僚に命ずる〔属僚〕▽父は一介の属僚にすぎない〔属官〕▽役人と...
かりょう【下僚】
[共通する意味] ★地位の低い役人。[英] an official(役人)[使い方]〔属吏〕▽文部省勤めの属吏〔下僚〕▽官庁の下僚▽下僚に命ずる〔属僚〕▽父は一介の属僚にすぎない〔属官〕▽役人と...
しょうかん【小官】
[共通する意味] ★地位の低い役人。[英] an official(役人)[使い方]〔属吏〕▽文部省勤めの属吏〔下僚〕▽官庁の下僚▽下僚に命ずる〔属僚〕▽父は一介の属僚にすぎない〔属官〕▽役人と...
ぞくり【属吏】
[共通する意味] ★地位の低い役人。[英] an official(役人)[使い方]〔属吏〕▽文部省勤めの属吏〔下僚〕▽官庁の下僚▽下僚に命ずる〔属僚〕▽父は一介の属僚にすぎない〔属官〕▽役人と...
したやく【下役】
[共通する意味] ★地位の低い役人。[英] an official(役人)[使い方]〔属吏〕▽文部省勤めの属吏〔下僚〕▽官庁の下僚▽下僚に命ずる〔属僚〕▽父は一介の属僚にすぎない〔属官〕▽役人と...
かんかんせったい【官官接待】
地方自治体の職員がさまざまな便宜をはかってもらうために、中央省庁の役人を公費を使って接待すること。
かんそんみんぴ【官尊民卑】
政府や官吏に関連する事業などを尊いとし、一般の民間人や民間の事業などを卑しむこと。また、その気風。▽「官」は政府や役所、役人。「民」は一般の民間人。庶民。
しゅっしょしんたい【出処進退】
官職や地位にとどまっていることと、辞めて退くこと。身のふり方や身の処し方。また、世に出て仕えることと、退いて民間にあること。仕官と在野。▽「出」は世に出て仕える意。「処」は官につかずに家にいる意。「進退出処しんたいしゅっしょ」ともいう。
せきじつるいきゅう【積日累久】
役人などが年功を積むこと。また、日数を重ねること。▽「積日」は多くの日数を経ること。多くの日数の意。「累」はかさねる意。中国前漢の董仲舒とうちゅうじょが官吏の昇格について、「現在は昔のようにその才能によらず、年功だけで昇格させているから人材が育たない」と武帝に上申した中で用いた語から。
たくらくしつろ【拓落失路】
十分な地位を得られず、出世の道が絶たれること。▽「拓落」は役人などが落ちぶれるさま、不遇なさま。「失路」は出世の道を失うこと。「拓落たくらくして路みちを失うしなう」と訓読する。
おおいし‐ひさたか【大石久敬】
[1725〜1794]江戸中期の農政学者。筑後国久留米の人。高崎藩の郡方(こおりがた)役人。著「地方凡例録(じかたはんれいろく)」。
かん‐いんし【関尹子】
中国、周時代の秦(しん)の伝説的な思想家。本名、尹喜(いんき)。函谷関(かんこくかん)を守る役人であったので、つけられた名。その思想は「荘子」などに断片的に残っているのみで、著書「関尹子」は後世...
すえよし‐まござえもん【末吉孫左衛門】
[1570〜1617]江戸初期の商人。大坂の人。名は吉安。徳川家康の厚遇を受け、朱印船で巨利を得た。銀座の役人になり、河内(かわち)国で代官もつとめた。
たち‐りゅうわん【館柳湾】
[1762〜1844]江戸後期の漢詩人。越後の人。名は機、字(あざな)は枢卿、柳湾は号。亀田鵬斎(ほうさい)に学ぶ。下級役人として飛騨高山などに赴任、退官後は江戸の目白台で詩作に専念。著作に「柳...
だいこく‐じょうぜ【大黒常是】
江戸時代の銀座役人の世襲名。→常是