やくしゃ‐づけ【役者付】
⇒顔見世番付(かおみせばんづけ)
役者(やくしゃ)に年(とし)なし
役者は気が若く、どんな年齢の役でも巧みに演じる。また、役者は年齢を感じさせないで、いつまでも若い。
やくしゃばなし【役者論語】
歌舞伎役者の芸談集。4巻4冊。3世八文字屋自笑編。安永5年(1776)刊。初世坂田藤十郎・芳沢あやめなど元禄期(1688〜1704)の名優の芸談を中心に7編を収録。歌舞伎の芸道論・演技論の研究に...
やくしゃ‐ひょうばんき【役者評判記】
歌舞伎役者の容色や技芸を評し、位付けをした書。江戸時代から明治初期にかけて、京都・大坂・江戸の3都を中心に刊行。元禄(1688〜1704)末ごろから、3都別3分冊の黒表紙小型の横本で、1月と3月...
やく‐しょ【役所】
1 役人が公務を取り扱う所。官公庁。 2 戦陣で、各将士が本拠とする詰所。「己が—に走り入り、火を懸けて腹掻き切って死ににけり」〈太平記・二八〉 3 中世、関所のこと。〈黒本本節用集〉 4 遊里...
やく‐しょく【役職】
1 役目とその仕事。 2 管理職。「—に就く」「—手当」
やくしょく‐いん【役職員】
1 役員2と職員。 2 役職2に就いている人。管理職。役職者。
やくしょく‐しゃ【役職者】
役職2にある人。役職員。管理職。
やくしょく‐ていねん【役職定年】
課長や部長などの管理職が、一定の年齢に達したときに、その役職を解かれる人事制度。→定年
やく‐せん【役銭】
1 中世、所得に応じて課された銭納の雑税。酒屋役・倉役などの類。 2 江戸時代、大工・桶屋・石屋・鳶職(とびしょく)など、主に商工業者に課せられた雑税。