あざ・れる【鯘れる/鮾れる】
[動ラ下一][文]あざ・る[ラ下二] 1 魚肉などが腐る。「—・れた象の皮をかぶったような、傾斜の緩い砂山が」〈啄木・漂泊〉 「海人の苞苴(おほむへ)、往還(かよ)ふみちのあひだに—・れぬ」〈仁...
エス‐ティー‐エス【STS】
《space transportation system》宇宙輸送システム。打ち上げ、帰還後に再整備して再び飛行できる、再使用型の宇宙往還機。スペースシャトルがこれにあたる。
エヌ‐エー‐エス‐ピー【NASP】
《National Aerospace Plane》アメリカエアロスペースプレーン。米国が研究中の大気圏外往還機。通常の滑走路で離着陸し、大気圏内は超高速ラムジェット、圏外は液体水素ロケットを使...
おう【往】
[音]オウ(ワウ)(呉)(漢) [訓]ゆく いぬ [学習漢字]5年 1 出かけて行く。「往還・往生(おうじょう)・往診・往復・往来・往路/勇往・右往左往」 2 時間が過ぎ去る。過去。「往古・往時...
かごさか‐とうげ【籠坂峠】
山梨・静岡の県境にある峠。標高1104メートル。富士山東麓、山中湖南岸の旭日丘南部にあり、須走(すばしり)・御殿場などを通る旧鎌倉往還(現在の国道138号)の一部。箱根・富士五湖周辺の観光ルート...
かりさか‐とうげ【雁坂峠】
埼玉・山梨県境にある峠。標高2082メートル。秩父盆地と甲府盆地を結び、峠道は秩父往還または甲州裏街道とよばれ、江戸時代に多く利用された。
かん【還】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) ゲン(呉) [訓]かえる かえす 1 元の場所・状態に戻る。かえる。「還元・還流・還暦/往還・帰還・生還」 2 元の持ち主に戻す。かえす。「還付/召還・...
きれ‐こ・む【切れ込む】
[動マ五(四)] 1 切れ目が物の中に深く入り込む。「海岸線が深く—・んでいる」 2 その方向へ入り込んでいく。「往還から横に—・み」〈蘆花・思出の記〉 3 収支決算が赤字になる。
げき‐し【屐歯】
下駄(げた)の歯。「往還を行く人の—戛然(かつぜん)として金石の響をなすを」〈蘆花・自然と人生〉
スペースプレーン【spaceplane】
スペースシャトルの次の世代に使われるとされる宇宙飛行機。ロケットエンジンを搭載して水平離着陸ができ、宇宙ステーションと地上との貨物運搬に使われる超高速輸送機。宇宙往還機。