ひ【碑】
後世に伝えるために先人の事跡・氏名などを石に刻んで建てたもの。いしぶみ。「—を建てる」
ひきあわせ‐がみ【引(き)合(わ)せ紙】
昔、陸奥(むつ)で産した薄墨色の紙。また、後世では、普通の檀紙(だんし)をいう。武士が鎧(よろい)の引き合わせに入れておいたところからとも、男女を引き合わせる恋文の紙に用いたところからの名ともい...
ひと‐き【棺/人城】
《後世「ひとぎ」とも》「ひつぎ」に同じ。「—に伏して薨(かむさ)りましぬ」〈仁徳紀〉
ひと‐ころ・う【僭ふ】
[動ハ四]《「ひと」は人、「ころふ」は如しの意か。後世「ひとごろふ」「ひとごろぶ」とも》みずからを君主になぞらえる。分限を超えて君主のように振る舞う。「蘇我入鹿…独り—・ひ立たむことを謨(はか)...
人(ひと)は一代(いちだい)名(な)は末代(まつだい)
人の肉体は1代で滅びるが、その名はよいにつけ悪いにつけ後世まで残る。
人(ひと)は死(し)して名(な)を留(とど)む
人は死後にもその偉業によって名を後世に残す。虎は死して皮を残す。
ひら‐で【枚手/葉手/葉盤】
大嘗会(だいじょうえ)などの際、菜菓などを盛って神に供えた器。数枚の柏(かしわ)の葉を竹ひごなどで刺しとじて円く作ったもの。後世、この形の土器(かわらけ)をもいう。枚次(ひらすき)。
ひん【嬪】
古代、天皇の寝所に侍する女官。皇后・妃・夫人の下位。四位・五位の者で、後世の女御(にょうご)・更衣(こうい)にあたる。
び‐めい【美名】
1 美しい名前。よい名。 2 よい評判。名声。「—を後世に残す」 3 世間に聞こえのよい名目。「福祉活動の—のもとに私腹を肥やす」
フィリピンかい‐プレート【フィリピン海プレート】
フィリピン海にあるプレート。南海トラフ・琉球海溝(南西諸島海溝)・フィリピン海溝などが後世ユーラシアプレートの下に沈み込むと予想されている。