あと‐ぼけ【後暈け】
写真で、被写体に焦点を合わせたときに後景がぼけること。また、そのぼけを効果的に利用すること。うしろぼけ。→前暈け
あと‐まく【後幕】
1 芝居で、次に演じられる狂言。 2 次にする仕事。「よくよくこの—をこころみ給へ」〈洒・辰巳婦言〉
あとまく‐シンクロ【後幕シンクロ】
スローシンクロにおいて、シャッターが閉じる直前にフラッシュを発光させること。動きのある被写体の場合、被写体の後方に光跡が写るため、自然な動感を表現することができる。→先幕シンクロ
あと‐まくら【後枕】
寝たときの足の方と頭の方。足もとと枕もと。「男女の君達—にさし集ひて、いかにせんと嘆き悲しみ給へども」〈平家・六〉
後枕(あとまくら)も知(し)ら◦ず
物の前後がわからない。どうしてよいかわからない。後枕も覚えず。「頼基(よりもと)入道も病つきて、—◦ずまどひながら」〈増鏡・秋のみ山〉
あと‐まわし【後回し】
順番を変えてあとに遅らせること。「宿題を—にする」
あと‐め【後妻】
後添(のちぞ)いの妻。ごさい。
あと‐もどり【後戻り】
[名](スル) 1 来た方へ引き返すこと。「もう一度—して捜す」 2 よい状態を保っていた物事が、また悪くなること。「病状が—する」
あともどり‐ほう【後戻り法】
⇒バックトラック法
あと‐やく【後厄】
厄年の次の年。厄年に次いで注意しなければならないといわれる年。⇔前厄(まえやく)。