しょく‐ご【食後】
1 食事のあと。⇔食前。 2 食事のあとに出す茶菓や果物。おしょくご。デザート。
しょ‐ちゅう‐ご【初中後】
物事の初め・中ごろ・終わりの三段階。中世の芸道、文芸論などで使った用語。「拍子は—へわたるべし」〈花鏡〉
しり【尻/臀/後】
[名] 1 人や動物の胴体の後部で、肛門の付近の肉づきの豊かなところ。けつ。おいど。臀部(でんぶ)。 2 動く人や物の後ろ。あと。後方。「行進の—について歩く」 3 物事の一番あと。終わりの部...
しり‐え【後方/後】
1 後ろのほう。後方。「万丈の山千仞(せんじん)の谷前に聳(そび)え—に支(さそ)う」〈鳥居忱・箱根八里〉 2 競技や物合わせをするときの右のほうの組。「上の女房、前—と装束(さうぞ)き分けたり...
しん‐ご【身後】
死んだのち。死後。没後。「霊魂は死するものにあらずと、始めて—の事を心配し、霊魂不死の説を発せり」〈田口・日本開化小史〉
じこん‐いご【自今以後】
今後。「—一切関知しない」
じ‐ご【事後】
物事が起こったあと。また、物事が済んだあと。「—処理」⇔事前。
じ‐ご【爾後】
ある事があってからのち。そののち。それ以来。以後。副詞的にも用いる。「—の状況を知らせる」「—彼とは往来が途絶えた」
じゅう‐ご【銃後】
1 戦場の後方。直接戦闘に携わっていないが、間接的に何かの形で戦争に参加している一般国民。「—の守り」 2 銃を執る人。武器を扱う将兵、また、その精神をいう。「露軍も亦(また)ステッセル将軍以下...
じゅうご【銃後】
桜井忠温の長編小説。大正2年(1913)刊。明治39年(1906)刊の「肉弾」の後編にあたる作品。