じゅうりょくは‐てんもんがく【重力波天文学】
連星中性子星や連星ブラックホールの合体などによって発生する重力波を直接観測し、宇宙の進化や構造などを探ろうという天文学の新分野。重力波が伝播する際に生じる極めてわずかな空間の伸縮を重力波望遠鏡に...
じゅん‐いでんがく【順遺伝学】
生物の形質に注目し、個体の表現型から、その原因となる元の遺伝子を特定する従来の遺伝学。特定の遺伝子を選択的に変異させて、生体への影響を解析する逆遺伝学に対していう。順行遺伝学。フォワードジェネテ...
じゅん‐きょうじゅ【准教授】
大学、高等専門学校の教員の職階の一。従来の助教授に当たる。平成17年(2005)の学校教育法改正で改称。平成19年(2007)4月施行。
じゅん‐てき【順適】
[名](スル) 1 相手に合わせて逆らわないこと。 2 気候などに順応すること。「土地気候に—したる従来の家畜」〈雪嶺・真善美日本人〉
じゆう‐ほうろん【自由法論】
法は固定した概念にとらわれるべきものでなく、条理や社会的現実面に即するように、自由に運用されるべきであるとする主張。19世紀末から20世紀初めにかけて、ドイツやフランスなどにおいて、従来の概念法...
じゆう‐りつ【自由律】
短歌・俳句の様式の一。従来の31音・17音の形式にとらわれずに自由な音律で表現しようとするもの。短歌では前田夕暮、俳句では荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)・河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)ら...
じょうほう‐しゅうせい【上方修正】
[名](スル)従来の予測や計画よりも高い数値に設定し直すこと。また特に、企業が年度途中で、年間の業績見通しを当初の予想よりも高く見直すこと。「3月期連結業績予想を—する」⇔下方修正。
じょじてき‐えんげき【叙事的演劇】
《(ドイツ)Episches Theater》ブレヒトが提唱した演劇理論。観客の感性に訴えるような従来の演劇に対し、距離をもって批判的に観察・認識させようとする演劇の方法。叙事詩的演劇。
じょせき‐ぼ【除籍簿】
死亡、結婚、本籍を移すなどで空白となった戸籍を戸籍簿から取り除いて別に集めた公文書。平成22年(2010)の戸籍法の改正により、保存期間が従来の80年から150年に伸張された。
じょそうざい‐たいせいさくもつ【除草剤耐性作物】
遺伝子組み換えなどにより、特定の除草剤に対して耐性をもたせた作物。非選択的に多くの植物を枯死させるグリホサートなどの影響を受けず、従来に比べて農薬の使用量や回数を大きく減らすことができる。大豆、...