お‐かって【御勝手】
「勝手1」の美化語。
お‐かっぱ【御河童】
《河童の頭髪に似ているところから》少女の髪形。前髪を額に垂らし、横・後ろを首筋の辺りで切りそろえたもの。
おかど‐ちがい【御門違い】
1 訪問すべき家をまちがえること。 2 目当てをまちがえること。見当ちがい。「その抗議は—だ」
お‐かね【御金】
貨幣。金銭。また、財産。「—持ち」
お‐かぶ【御株】
その人の得意とするわざ。また、特有の癖。「—を取る」「又母親の—が始まったのだと思った」〈秋声・足迹〉
御株(おかぶ)を奪(うば)・う
その人の得意とすることを別の人間がうまくやってのける。
お‐かべ【御壁】
「壁5」に同じ。「—の汁、—の菜」〈咄・醒睡笑・三〉
お‐かま【御釜/御竈】
1 「かま」「かまど」の美化語。 2 《3から》(御釜)男色や、その相手。また、女性の容姿や言葉遣いをまねる男性。 3 (御釜)尻の異称。→御釜を掘る 4 (御釜)下女の異称。 5 火山の噴火口...
お‐かまい【御構い】
1 (あとに打消しの語を伴う)「かまうこと」の尊敬語・美化語。 ㋐心にかけ、もてなすこと。おもてなし。お世話。「なんの—もできませんで」「どうぞもうこれ以上は—なく」 ㋑気にすること。頓着(とん...
おかまい‐なし【御構い無し】
1 周囲のことに考えを及ぼさないこと。無頓着(むとんちゃく)なようす。また、そのような人。「人の思わくなんか—にしゃべりまくる」 2 江戸時代の裁判で、お上(かみ)としては罪に問う意思がなく、不...