ご‐れんちゅう【御簾中】
《「ごれんぢゅう」とも。常に簾(すだれ)の中にいる人の意》 1 大臣、公卿など貴人の妻の敬称。 2 江戸時代、将軍・三家・三卿の妻の敬称。
ご‐ろうこう【御老公】
「老公」に、さらに敬意を加えた語。 [補説]敬意の重複について →尊父[補説]
ごろう・じる【御覧じる】
[動ザ上一]《「ごろう(御覧)ず」(サ変)の上一段化》 1 「ごろうず1」に同じ。「細工は流流、仕上げを—・じろ」「玄宗の此を—・じてなをなをひさうさしむたぞ」〈玉塵抄・二〇〉 2 (補助動詞)...
ごろう・ず【御覧ず】
[動サ変]《「ごらんず」の音変化》 1 「見る」の尊敬語。ごらんになる。ごろうじる。「帝王コレヲ—・ゼラレテ大キニ驚カセラルル体デ」〈天草本伊曽保・ネテナボ帝王イソポに御不審〉 2 (補助動詞)...
ご‐ろうたい【御老体】
「老体2」に同じ。「かなりの—とお見受けする」
ごろんじゃ・る【御覧じゃる】
[動ラ四]《「ごらんじある」の音変化》「見る」の尊敬語。ご覧になる。「この様子を—・ってくだされい」〈狂言記・茶壺〉 [動ラ下二]《「ごらんぜらる」の音変化》に同じ。「これ—・れませい、鬼...
さ‐しゅう【査収】
[名](スル)金銭・物品・書類などを、よく調べて受け取ること。「どうぞ御—下さい」
み【御】
[接頭] 1 主として和語の名詞に付いて、それが神仏・天皇・貴人など、尊敬すべき人に属するものであることを示し、尊敬の意を添える。「—子」「—心」「—手」 2 (「美」「深」とも書く)主として和...
み‐あえ【御饗】
飲食のもてなし。ごちそう。「一柱騰宮(あしひとつあがりのみや)を造りて—奉る」〈神武紀〉
み‐あかし【御明かし/御灯/御灯明】
神仏に奉る灯火。おとうみょう。「—をあげる」