出典:gooニュース
「最後まで手合楽しみたい」2期ぶり復位の芝野虎丸新十段、自然体で対局に集中
産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第63期十段戦五番勝負」の第3局(長野県大町市の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で開催)で勝利し、2期ぶりの十段復位を果たした芝野虎丸新十段(25)が一夜明けた4日、改めて喜びを語った。289手に及ぶ激闘が終わったのは3日午後6時5分。夕食会の後に部屋に戻ってからも対局を検討し、就寝したのは午前1時過ぎだったという。
囲碁・十段復位で〝虎の復活〟 芝野虎丸九段、今年は国内棋戦で全勝街道
しかし、今年は国内棋戦で負けなしと好調で、2期ぶりの十段復位は〝虎の復活〟を印象付けた。第3局は序盤から左辺で駆け引きが始まった。芝野九段の黒石がポン抜かれて井山十段に有利な展開になるかと思われたが、芝野九段も辛抱して盛り返していく。黒75から89まで中央で白石を切断して、午前中に芝野九段が攻勢に立った。
初防衛か、タイトル復位か。伊藤匠叡王VS斎藤慎太郎八段の叡王戦五番勝負の展望はいかに。
伊藤匠叡王に斎藤慎太郎八段が挑戦する第10期叡王戦五番勝負。伊藤は初の防衛戦で、斎藤は2022年の名人戦七番勝負以来、3年ぶりの大舞台登場だ。 前期藤井から初めてタイトルを奪った伊藤は初の防衛戦。その時は竜王戦、棋王戦に続く3連続の挑戦で勢いがあったが、タイトル奪取後はタイトル戦登場どころか挑戦争いにも絡めなかった。順位戦こそ何とかB級1組への昇級を決めたものの、二冠目を懸けた藤井
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