ね‐ごこち【寝心地】
寝ているときの気分。ねごころ。「—のいいベッド」
のり‐ごこち【乗(り)心地】
乗ったときの気分。乗った感じ。「—のいい車」
はき‐ごこち【履(き)心地】
靴・ズボン・スカートなどを履いたときの具合や感じ。履きごころ。「快適な—のスニーカー」
ひと‐ごこち【人心地】
1 生きた心地。また、ほっと、くつろいだ感じ。「恐ろしくて—もなかった」 2 人間としての平常の感覚や意識。ひとごころ。「少し—もせば院に参らせむと」〈宇津保・国譲下〉
みだり‐ごこち【乱り心地】
心を取り乱した状態。また、気分のすぐれない状態。病気。「—の悪しう侍れば、うつぶし臥して侍るや」〈源・夕顔〉
みだれ‐ごこち【乱れ心地】
「みだりごこち」に同じ。「—いとあやしう侍りて」〈大鏡・道兼〉
みみ‐ごこち【耳心地】
耳にしたときの感じや気分。聞いたときの印象。「—のよい語り口」
ゆめ‐ごこち【夢心地】
夢のようなうっとりとした気持ち。ぼんやりとした心持ち。夢見心地。
ゆめみ‐ごこち【夢見心地】
「夢心地」に同じ。
よい‐ごこち【酔い心地】
酒に酔ったときの快い気分。また、物事にうっとりとした気分。