うえ‐うえ【上上】
高貴な身分の人々。「さりとは口惜しき下々の心底なり。—には仮にもなき事ぞかし」〈浮・五人女・二〉
おく‐そこ【奥底】
1 奥深い所。いちばん奥の所。「—の知れない哲理」 2 深く秘めた本心。心底。「—を打ち明ける」
きん‐ちょう【金打】
1 近世、誓いの印として、金属製の物を打ち合わせたこと。武士は刀の刃または鍔(つば)、女子は鏡などを打ち合わせた。かねうち。「てうてうてうと—し、本蔵が心底(しんてい)かくの通り」〈浄・忠臣蔵〉...
こころ‐から【心から】
[副]本当の気持ちで言動がなされるさま。心の底から。心底(しんそこ)から。心より。「—恋い慕う」「—喜ぶ」 [連語]他からの強制ではなく、自分の意志で。自分から求めて。「現世、後生、—徒(い...
こつ‐ずい【骨髄】
1 骨の内腔を満たしている柔らかい組織。赤血球・白血球・血小板をつくる造血器官で、赤い色を呈するが、年齢とともに脂肪が増加して黄色くなる。 2 心の奥。心底。「無念—に徹(とお)る」 3 最も重...
しきゅう‐てい【子宮底】
子宮体部の上端部に位置する丸みを帯びた部位。 [補説]医学では、逆錐状の器官の上底面や、中空構造の器官の奥部(開口部から遠い部位)を表すのに「底(てい)」という語が用いられる。実際には下方に位置...
し‐しゅ【旨趣】
《慣用読みで「しいしゅ」とも》 1 事柄の意味・理由。趣旨。「発議の—を述べる」 2 心の中で考えていること。所存。「最後の申し状と存ずれば、心底に—を残すべからず」〈盛衰記・六〉
した‐ごころ【下心】
1 心の奥深く思っていること。心底。本心。 2 心に隠しているたくらみごと。「親切にしてくれるのは—があってのことだ」 3 漢字の脚の一。「忝」「恭」、「感」「悲」などの「⺗」「心」の称。「忄(...
しみ‐しんじつ【しみ真実】
[副]《「しみ」は強意の接頭語》本当に。まったく。心底。「—いやだ」〈滑・浮世風呂・二〉
しん‐から【心から】
[副]こころから。心の底から。心底(しんてい)から。「—喜ぶ」「—いやになる」