き‐ぜん【気前】
1 生まれつきの性質。気だて。心根(こころね)。「旦那様は誠に誠にいい御器量で御—がよくて」〈滑・早変胸機関〉 2 その場の気分。心持ち。「おや能い—だなう」〈滑・浮世床・二〉
きたい‐かん【期待感】
期待する気持ち。当てにする心持ち。「—が高まる」「—が大きい」
き‐び【気味】
《「きみ」の音変化。また「び」は「味」の漢音とも》気持ち。心持ち。「—が悪くって居ても起(た)っても居られませんもの」〈漱石・琴のそら音〉
き‐ぶん【気分】
1 快・不快など、ある期間持続する、やや漠然(ばくぜん)とした心身の状態。 ㋐ある状況によってもたらされる、その時の心持ち。「仕事をする—になれない」「今日は—がのらない」「—を新たにする」 ㋑...
こうぜん‐の‐き【浩然の気】
《「孟子」公孫丑上から》 1 天地にみなぎっている、万物の生命力や活力の源となる気。 2 物事にとらわれない、おおらかな心持ち。「—を養う」
ここ‐ち【心地】
1 外界からの刺激に対して起こる心の状態。心持ち。気持ち。気分。「—よさそうに眠る」「生きた—もしない」 →気持ち[用法] 2 物事に対する心の持ち方。考え。思慮。心構え。「まだいと若き—に」〈...
こころ‐たしか【心確か】
[形動ナリ] 1 思慮分別に富んでいるさま。考えがしっかりしているさま。「仕うまつる人の中に、—なるをえらびて」〈竹取〉 2 心持ちのしっかりしているさま。心丈夫。「さりながら—に思(おぼ)し召...
ごしょう‐ぎ【後生気】
[名・形動]後生の安楽を願う心。来世の安楽の種になるような功徳(くどく)をしたいと思う気持ち。後生心(ごころ)。また、その心持ちであるさま。「—を起こす」「—なところを頼んで、泊めてもらはしゃれ...
しゅん‐し【春思】
春に生じる心持ち。春の思い。春心。《季 春》
しん‐き【心気】
心持ち。気持ち。気分。