あい‐そ【愛想】
《「あいそう」の音変化》 1 人に接するときの態度。また、人当たりのいい態度。「店員の—のいい店」「—のない返事」 2 人に対する好意・信頼感。「—を尽かす」 3 (多く「お愛想」の形で) ㋐相...
うれし・い【嬉しい】
[形][文]うれ・し[シク] 1 物事が自分の望みどおりになって満足であり、喜ばしい。自分にとってよいことが起き、愉快で、楽しい。「努力が報われてとても—・い」「—・いことに明日は晴れるらしい」...
おく‐ゆかし・い【奥床しい】
[形][文]おくゆか・し[シク] 1 深みと品位があって、心がひかれる。深い心遣いが感じられて慕わしい。「人柄が—・い」 2 《「奥行かし」で、心がひかれる意から》奥にひそむものに強く心がひかれ...
おや‐ごころ【親心】
1 子を思う親の愛情。「はえば立て、立てば歩めの—」 2 親の愛情に似た温かい心遣い。「福祉政策にはもっと政府の—が欲しい」
き【気】
1 生命・意識・心などの状態や働き。 ㋐息。呼吸。「—が詰まりそうな部屋」 ㋑意識。「—を失う」 ㋒物事に反応する心の働き。「—を静める」 ㋓精神の傾向。気質。「—が強い」 ㋔精神の盛り上がり。...
こころ‐いれ【心入れ】
1 あれこれと気を遣うこと。心遣い。配慮。「馴染の客だけにする…—だった」〈万太郎・続末枯〉 2 心の奥底。考え。「貴嬢(あなた)の御—をも承り、飛立つ程うれしくは思いましたが」〈露伴・露団々〉...
心(こころ)置(お)・く
1 執着する。あとまで心を残す。「いまはのきはまでいみじう—・き」〈夜の寝覚・四〉 2 打ち解けないで、心に隔てを置く。「つゆ—・かれ奉ることなく、塵ばかり隔てなくてならひたるに」〈源・蜻蛉〉 ...
こころ‐しらい【心しらひ】
あれこれと心を配ること。心遣い。配慮。「—の用意すぎて、いとさかしらなり」〈落窪・一〉
こころ‐しら・う【心しらふ】
[動ハ四] 1 よく知っている。精通している。「兵(つはもの)のことに—・へるは」〈継体紀〉 2 心遣いをする。「よろづ細かに、あはれに—・ひ参らせ給ふも」〈栄花・玉の飾り〉
こころ‐ば・む【心ばむ】
[動マ四] 1 気張る。気どる。「—・みたる方を少し添へたらば」〈源・夕顔〉 2 気を遣う。心遣いをする。「昨日(きのふ)の返り事、あやしく—・み過ぐさるる」〈源・末摘花〉