ないゆう‐がいかん【内憂外患】
国内にある心配事と外国から受ける心配事。「—こもごも至る」
白髪(はくはつ)三千丈(さんぜんじょう)
《李白「秋浦歌」から》長年の憂いが重なって白髪が非常に長くのびることを誇張していった言葉。心に憂いや心配事が積もることのたとえ。
眉(まゆ)を開(ひら)・く
心配事がなくなって、晴れやかな顔になる。愁眉(しゅうび)を開く。「文三の決心を聞いてお政は漸(ようや)く—・いて」〈二葉亭・浮雲〉
胸(むね)が痛(いた)・む
心に苦痛を感じる。心配事などで苦しい思いをする。「難民の報道に—・む」
胸(むね)がつか・える
1 食べた物が食道につまる。 2 悲しみや心配事などのために胸が圧迫されるように苦しくなる。「悲しい思い出に—・える」
胸(むね)を撫(な)で下(お)ろ・す
心配事が解決してほっとする。安心する。「娘の無事に—・す」
ゆう【憂】
[常用漢字] [音]ユウ(イウ)(漢) ウ(呉) [訓]うれえる うれい うい 1 物思いに沈む。心配する。心配事。うれい。「憂鬱(ゆううつ)・憂国・憂愁・憂慮/杞憂(きゆう)・同憂・内憂・忘憂...