しの【志野】
姓氏の一。 [補説]「志野」姓の人物志野宗信(しのそうしん)
しのう‐きん【志納金】
拝観料として納める金銭のこと。
しの‐そうしん【志野宗信】
室町中期の香道家。志野流の祖。磐城(いわき)の人。通称、三郎右衛門。三条西実隆に香道を学び、足利義政(あしかがよしまさ)に仕えた。生没年未詳。
しの‐だな【志野棚】
香道具を置く棚の一。左側に地袋がある。志野流で用いられたことからの名。後に茶の湯でも使われるようになった。
しのぶのやかしゅう【志濃夫廼舎歌集】
江戸末期の私家集。5巻。橘曙覧(たちばなあけみ)の草稿を、その子の井手今滋(いでいましげ)が編集したもの。明治11年(1878)刊。約860首の歌を年代順に配列。
しの‐やき【志野焼】
桃山時代に美濃国から産した陶器。茶器が多く、長石質で半透明の白釉(はくゆう)を厚く施したもの。釉(うわぐすり)の下に酸化鉄で文様を描く絵志野のほか、加飾法によって鼠(ねずみ)志野・紅志野などに分...
しの‐りゅう【志野流】
香道の一流派。志野宗信を始祖とする。
しぶし【志布志】
鹿児島県東端、志布志湾北岸にある市。江戸時代には貿易港として栄えた。白子(しらす)・縮緬雑魚(ちりめんざこ)の水揚げが多い。平成18年(2006)1月、松山町・志布志町・有明町が合併して成立。人...
しぶし‐し【志布志市】
⇒志布志
しぶし‐わん【志布志湾】
鹿児島県大隅半島の火崎(ひざき)と宮崎県南端の都井岬(といみさき)との間の湾。亜熱帯植物の自生地がある。有明湾。