さく‐おう【策応】
[名](スル)互いに策略を通じ合って助け合うこと。示し合わせること。「あいつが、パルチザンと—して、わざと道を迷わしとるのかもしれん」〈黒島・渦巻ける烏の群〉
サバティエ‐はんのう【サバティエ反応】
水素と二酸化炭素からメタンと水を生成する化学反応。高温高圧下で、ニッケルを触媒として反応が進む。フランスの化学者ポール=サバティエが発見。
さんかかんげん‐はんのう【酸化還元反応】
2種の物質の間で、電子・酸素原子・水素原子の授受が行われる化学反応。一方の物質が電子などを放出して酸化すると、他方の物質はこれらを受け取って還元する。二つの反応は相伴って起こるので、まとめていう。
さんしん‐そうおう【三身相応】
欠けたところがなく、りっぱであること。「—したる若君にてぞおはしける」〈義経記・六〉
さんせい‐はんのう【酸性反応】
ある物質に酸の性質があることを示す反応。青色リトマスを赤色に変えたり、赤色フェノールフタレインを無色に変えたりすること。
さんみつ‐そうおう【三密相応】
「三密瑜伽(ゆが)」に同じ。
しお‐たいおう【塩対応】
俗に、思いやりを感じない対応。すげない態度で応じること。→神対応
しじん‐そうおう【四神相応】
地理的景観が四神の存在にふさわしいすぐれた所。東に流水(青竜)、西に大道(白虎)、南にくぼ地(朱雀)、北に丘陵(玄武)が備わる土地。平安京の地勢がこれにあたるという。四地相応。
しち‐そうおう【四地相応】
⇒しじんそうおう(四神相応)
シック‐はんのう【シック反応】
ジフテリアに対する免疫の有無を調べる検査。所定の皮内注射による皮膚反応を見るもの。米国の小児科医シック(B.Schick)が考案。