ちゅうっ‐ぱら【中っ腹】
[名・形動] 1 怒りを発散できないで、むかむかしていること。また、そのさま。「—になる」「—で、昌造も、思わず突慳貪(つっけんどん)な声を出していた」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 気みじかで威...
つの【角】
1 動物の頭部に突き出た、堅い骨質や角質のもの。「牡鹿(おじか)の—」 2 物の表面などに突き出ているもの。とがったもの。「かたつむりの—」 3 その形相が角を生やした鬼に似るとして、女性の嫉妬...
つもり‐つも・る【積(も)り積(も)る】
[動ラ五(四)]積もった上にさらに積もる。積もり重なる。「怒りが—・って爆発する」
ディエス‐イレ【(ラテン)Dies Irae】
《怒りの日の意》カトリック教会で、死者のためのミサの続唱。また、その冒頭の句。最後の審判の日の恐ろしさを歌い、神のあわれみを求める。
とう‐せい【濤声】
波の音。「怒り哮(たけ)る相模灘の—」〈蘆花・不如帰〉 [補説]作品名別項。→濤声
とおり‐こ・す【通り越す】
[動サ五(四)] 1 ある地点を通り過ぎて先へ行く。通り過ぎる。「家の前を—・す」 2 ある程度や限度を越える。「怒りを—・して呆然としている」
と・ける【解ける】
[動カ下一][文]と・く[カ下二] 1 結んであったものが、自然とはなれたりゆるんだりする。ほどける。「帯が—・ける」「靴ひもが—・ける」 2 束縛から解放されて自由になる。命令や規制などが解除...
鶏冠(とさか)に◦来(く)る
怒りでかっとなる。頭(あたま)に来る。
とん‐じん‐ち【貪瞋痴】
仏語。むさぼりと怒りと無知。貪欲と瞋恚(しんい)と愚痴。三毒。
ど‐か【怒火】
烈火のような怒り。ひどく怒ること。「—忽ち心頭に発し」〈竜渓・経国美談〉