性(しょう)に合(あ)・う
その人の性格や好みに合う。「この仕事は、僕の—・っている」
しょう‐ね【性根】
1 その人の根本の心構え。心の持ち方。根性(こんじょう)。こころね。「—を据えてかかる」「—の腐ったやつ」「—を入れかえる」 2 確かな心。正気。「暫し—も付かざりしが」〈浄・松風村雨〉 3 物...
しょうねん‐ば【正念場/性念場】
1 歌舞伎・人形浄瑠璃などで、1曲・1場の最も大切な見せ場。性根場(しょうねば)。 2 真価を表すべき最も大事なところ。ここぞという大切な場面。「交渉は—を迎える」
しょう‐ぶん【性分】
生まれつきの性質。天性。たち。「曲がったことのできない—」「やりかたが—に合わない」
しょう‐らい【性来】
「せいらい(性来)」に同じ。「—構わない性分だから」〈漱石・坊っちゃん〉
しょう‐らかし・い【性らかしい】
[形]《室町時代の語》取り立てていうだけの価値がある。素性正しい。りっぱである。「私の事でござれば、別に—・いものでもござらぬ」〈虎寛狂・素襖落〉
しょうりょうしゅう【性霊集】
平安初期の漢詩文集。10巻。空海の詩・碑文・願文などを弟子の真済(しんぜい)が集成。承和2年(835)ごろ成立。のちに末尾3巻が散逸したが、承暦3年(1079)済暹(さいせん)が逸文を集めて「続...
せいれいしゅう【性霊集】
⇒しょうりょうしゅう(性霊集)
しょう‐わる【性悪】
[名・形動] 1 性質の悪いこと。また、そのさまや、その人。「—な人間」「—な病気」 2 浮気であること。また、そのさまや、その人。「ことさら旦那は—」〈浮・一代女・三〉
せい【性】
[名] 1 人が本来そなえている性質。うまれつき。たち。「人の—は善である」 2 同種の生物の、生殖に関して分化した特徴。雄性と雌性。雄(おす)と雌(めす)、男と女の区別。また、その区別がある...