はくめい‐はくぼせい【薄明薄暮性】
動物で、採食・生殖などの活動を主に明け方と夕方(薄暮時)に行う性質。昼行性、夜行性に対していう。ネコ・イヌ・ネズミ・ウサギなどでみられる。
はってん‐せい【発展性】
将来発展していく可能性。発展の見込み。「—のある会社」
はつがん‐せい【発癌性】
癌を発生させる性質をもつこと。「—物質」
はんい‐の‐けいざい【範囲の経済】
《「範囲の経済性」とも》複数の製品をそれぞれ別の企業が生産するよりも、同一の企業がまとめて生産した方が費用を節減できること。→規模の経済
はん‐きょうじせい【反強磁性】
磁性の一。結晶内で隣り合う原子の磁気モーメントが互いに逆向きに配列し、全体として磁化率が低い性質。温度上昇に伴い配列が乱れるため磁化率が上がり、一定温度以上では常磁性になる。
はんしょく‐どくせい【繁殖毒性】
⇒生殖毒性
はん‐じせい【反磁性】
磁場を与えると、磁場とは反対の向きに磁化が起こる性質。→常磁性
ばいすう‐せい【倍数性】
ある生物の染色体の基本数に対して、近縁種などが整数倍の染色体数をもつ現象。一組の染色体を体細胞はふつう2倍もつので二倍体を基準とし、これ以上のものにいう。→異数性
ばんせい‐せい【晩成性】
動物が生まれたあと巣内にとどまり、親の保護・給餌を必要とする性質。ネズミ・イタチ・ツバメなどにみられる。留巣性。晩熟性。⇔早成性。
ばんのう‐せい【万能性】
一般に、分化多能性のこと。生物学では特に、分化万能性のことをいう。