みだれ‐ごい【乱れ恋】
あれこれと思い乱れる恋。「山菅の—のみせしめつつ逢はぬ妹(いも)かも年は経につつ」〈万・二四七四〉
もえるこい【燃える恋】
《原題、(ドイツ)Brennende Liebe》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるマズルカのリズムをもつポルカ。1862年初演。ヨーゼフがロシアのパブロフスク滞在時に作曲したとされる。
もろ‐ごい【諸恋】
互いに恋し合うこと。相思相愛。「さすがなる御—なり」〈源・藤裏葉〉
よしだしょういんのこい【吉田松陰の恋】
⇒野山獄相聞抄
れん【恋〔戀〕】
[常用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]こう こい こいしい 〈レン〉 1 対象に強く引かれる。思いこがれる。「恋着・恋慕・恋恋/愛恋」 2 男女の愛。「恋愛・恋歌・恋情/失恋・邪恋・悲恋...
れん‐れん【恋恋】
[名](スル)思いきれずに執着すること。「徒に永く政柄を握るに—し」〈東海散士・佳人之奇遇〉 [ト・タル][文][形動タリ] 1 恋い慕って思いきれないさま。「大丈夫は区々(くく)一婦人に—...
わがこい【わが恋】
石橋思案の小説。明治27年(1894)刊行。