こく‐そく【觳觫】
[ト・タル][文][形動タリ]びくびくするさま。死を恐れるさま。「—たる畜類の歩みなどを見ては」〈露伴・連環記〉
さい‐はつ【再発】
[名](スル) 1 おさまっていた病気がもう一度起こること。さいほつ。「—のおそれのある病気」「がんが—する」 2 同じような事態がまた発生すること。さいほつ。「事故の—を防止する」「事件が—す...
し‐かい【四戒】
1 仏語。4種の戒め。作法どおり戒師から受戒し戒体を得て悪業(あくごう)を除く解脱(げだつ)戒、色界四禅に入ることによって止悪の働きを得る定共戒、見道以上の聖者が得る道共戒、三毒を断じて悟りを得...
舌(した)を振(ふ)・る
非常に驚き恐れる。舌を振るう。「—・ってぞ威(を)ぢ合ひける」〈盛衰記・五〉
しょう‐ぜん【悚然/竦然】
[ト・タル][文][形動タリ]ひどく恐れるさま。ぞっとしてすくむさま。「—として立ちすくむ」「此の暁の眺矚(ながめ)に撲(うた)れて、覚えず—たる者ありき」〈紅葉・金色夜叉〉
しん‐しょう【震悚】
[名](スル)震え上がって恐れること。震恐。震慴(しんしょう)。
せき‐せき【戚戚】
[ト・タル][文][形動タリ]憂い悲しむさま。また、憂い恐れるさま。「今は—として、引き退きしが」〈竜渓・経国美談〉
千万人(せんまんにん)と雖(いえど)も吾(われ)往(ゆ)かん
《「孟子」公孫丑上から》良心に恥じるところがなければ、千万人の敵に対しても恐れることなく向かっていこう。
魂(たましい)を冷(ひ)や・す
非常に驚き恐れる。肝を冷やす。
た・りる【足りる】
[動ラ上一] 1 過不足なく必要なだけのものがある。十分である。「眠りが—・りる」「頭数が—・りない」 2 何かをするのにそれで十分である。なんとか間に合う。「電話で用が—・りる」「人手は今のと...