かえり・みる【省みる】
[動マ上一][文][マ上一]《「顧みる」と同語源》自分のしたことを、もう一度考えてみる。反省する。「わが身を—・みて恥じる」
かん‐たい【緩怠】
[名・形動] 1 いいかげんに考えてなまけること。また、そのさま。「自己の—を恥じる」 2 失敗すること。過失。手落ち。「—をわびる」 3 無礼、無作法なこと。また、そのさま。「—至極」「—千万...
きょう‐だ【怯懦】
[名・形動]臆病で気が弱いこと。いくじのないこと。また、そのさま。「己の—を恥じる」「—な性格」
けそ‐けそ
[副]恥じるようすもなく平然としたさま。「そうして翌朝は—と癒って駆け出したのであった」〈長塚・土〉
こうめい‐せいだい【公明正大】
[名・形動]公平で、良心に恥じるところがなく正しいこと。また、そのさま。
さん‐らく【三楽】
1 《「孟子」尽心上から》君子の三つの楽しみ。一家の者が無事であること、天にも人にも恥じるところのないこと、天下の英才を教育すること。 2 《「列子」天瑞から》人生の三つの楽しみ。人間として生ま...
ざん‐き【慙愧/慚愧】
[名](スル)《古くは「ざんぎ」とも》自分の見苦しさや過ちを反省して、心に深く恥じること。「—の念」「僕は—して前の手紙の全部を取消さして貰う」〈有島・宣言〉
ざん‐し【慙死/慚死】
[名](スル)恥じて死ぬこと。また、死ぬほど深く恥じること。「僕が平生(ふだん)の耳でいたら—するほどの大言壮語を」〈蘆花・思出の記〉
しゅう‐かん【醜漢】
1 恥ずべき行為をする男。「殆んど郷党の歯(よは)ひするを恥じる—だ」〈魯庵・社会百面相〉 2 容貌(ようぼう)のみにくい男。
せき‐めん【赤面】
[名](スル) 1 赤い顔面。あからがお。 2 恥じて顔を赤らめること。また、恥じること。「—の至り」「おとなげなかったと—する」 3 感情が顔に表れて赤くなること。「興奮のあまり—する」