しのび‐ぐるま【忍び車】
人目を避けて車に乗って行くこと。また、その車。「影恥づかしきわが姿、—を退(ひ)く潮の」〈謡・松風〉
しの・ぶ【忍ぶ】
《上代は上二段活用。平安時代になって「偲(しの)ぶ」と混同し、四段にも活用》 [動バ五(四)] 1 つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える。「恥を—・んで申し上げます」「不便を—・ぶ」...
しめ・る【湿る】
[動ラ五(四)] 1 乾いていたものが水分を含んでぬれた感じになる。水気を帯びる。「夜露で—・った地面」「—・っている洗濯物」 2 気がめいる。物思いに沈む。また、元気がなく沈んだ状態になる。振...
しゃあ‐しゃあ
[副](スル) 1 厚かましくて、恥を恥とも思わないで平気でいるさま。「怒られても—(と)している」「いけ—」 2 水を注ぎかけたり、水が勢いよく流れ出たりする音を表す語。「—(と)シャワーを浴...
しゃあ‐つく
[名・形動]ずうずうしくて恥を恥とも思わないこと。また、そのさま。「あんなずうずうしい—な耶蘇なんだもの」〈魯庵・くれの廿八日〉
シャイ【shy】
[形動]内気であるさま。恥ずかしがりなさま。「うぶで—な性格」
しゅう【羞】
[常用漢字] [音]シュウ(シウ)(漢) [訓]はじる はずかしい はじ はずかしめる 1 食物をそなえすすめる。ごちそう。「時羞・膳羞」 2 はじる。はじ。はじらい。「羞恥/含羞・嬌羞(きょう...
しゅう‐お【羞悪】
自分や他人の不善を恥じ、憎む心。「—の念に堪えずして」〈露伴・風流魔〉
しゅうか‐へいげつ【羞花閉月】
《花も恥じらい、月も隠れる意》容姿のすぐれて美しい女性をたとえていう語。羞月閉花。→沈魚落雁
しゅう‐かん【醜漢】
1 恥ずべき行為をする男。「殆んど郷党の歯(よは)ひするを恥じる—だ」〈魯庵・社会百面相〉 2 容貌(ようぼう)のみにくい男。