く‐すいこ【公出挙】
奈良・平安時代に官が行った出挙。租として納められた官稲を春に貸し付けて、秋の収穫後に3〜5割の利息を付けて返させたもの。元来は勧農と救貧のための制度であったが、実際は強制的な一種の税として諸国農...
くすぼ・る【燻ぼる】
[動ラ五(四)] 1 「燻ぶる1」に同じ。「今度の炭は—・っていかんね」〈虚子・続俳諧師〉 2 「燻ぶる2」に同じ。「天井はランプの油煙で—・ってるのみか」〈漱石・坊っちゃん〉 3 「燻ぶる5」...
クセルクセス‐もん【クセルクセス門】
《Xerxes' gateway》アケメネス朝ペルシアの都市遺跡ペルセポリスにある門。ダレイオス1世の息子、クセルクセス1世が建造。「万国の門」ともよばれる。高さ約10メートルの側柱や人面有翼獣...
くち‐こきゅう【口呼吸】
口から息を吸ったり吐いたりすること。鼻を使わずに口で呼吸すること。 [補説]鼻呼吸の場合は、鼻腔などで吸気が浄化、加湿されるが、口呼吸では、空気中の雑菌などがそのまま体内に取り込まれるなどの危険...
くち‐の‐しま【口之島】
鹿児島県南部、トカラ列島の北端に位置する周囲約20キロの火山島。最高峰の前岳は標高628メートル。在来種の口之島牛が生息する。
くちのしま‐うし【口之島牛】
トカラ列島の口之島に生息する、野生化した日本在来の牛。トカラ牛。
くち‐ぶえ【口笛】
唇をすぼめ、または指を口に当てたり入れたりして息を強く吹き、笛のような音を出すこと。また、その音。「—を吹く」
クッティニルパーク‐こくりつこうえん【クッティニルパーク国立公園】
《Quttinirpaaq National Park》カナダ、ヌナブト準州のエルズミア島にある国立公園。同島北東部に位置し、5分の1の面積を占める。2000年に設置。岩がちな大地が広がり、氷帽...
クツェ‐どうぶつほごく【クツェ動物保護区】
《Khutse Game Reserve》ボツワナ中南部にある動物保護区。首都ハボローネの北西約200キロメートルに位置し、中央カラハリ動物保護区に隣接する。「パン」と呼ばれる、ミネラルを含む水...
くつろ・げる【寛げる】
[動ガ下一][文]くつろ・ぐ[ガ下二] 1 気持ちなどをゆったりとさせる。安心させる。休息させる。「住みにくい所をどれほどか、—・げて」〈漱石・草枕〉 2 かたくしまっているものなどをゆるやかに...