頭(あたま)を悩(なや)ま・す
あれこれ考えて苦しむ。思い悩む。「人間関係に—・す」
いい‐なや・む【言(い)悩む】
[動マ五(四)] 1 言うべきかどうかと悩む。「さんざん—・んだすえ秘密を打ち明ける」 2 思うとおりのことが言えないで表現に苦労する。「どうあいさつしたものか—・む」 3 言葉に出して心配する...
うまれいずるなやみ【生れ出づる悩み】
有島武郎の短編小説。大正7年(1918)発表。北海道出身の漁夫画家、木田金次郎をモデルとした作品。
おう‐のう【懊悩】
[名](スル)なやみもだえること。煩悶(はんもん)。「行き詰まって—する日々」 [ト・タル][文][形動タリ]悩みもだえるさま。「腕を拱(く)み顋(あご)を襟に埋めて—たる物思いに沈んだ」〈...
おもい‐なや・む【思い悩む】
[動マ五(四)]あれこれ考えて苦しむ。思い煩う。「将来について—・む」
く‐のう【苦悩】
[名](スル)あれこれ苦しみ悩むこと。「—の色が濃い」
くのうのしゅと【苦悩の首都】
《原題、(フランス)Capitale de la douleur》エリュアールの詩集。1926年刊。
こ‐ぼんのう【子煩悩】
[名・形動]自分の子を大変かわいがるさま。また、その人。「—な父親」
ご‐のう【御悩】
貴人の病気を敬っていう語。ご病気。おんなやみ。「—の刻限に及んで、東三条の森の方より黒雲一むら立ち来て」〈平家・四〉
なやまし・い【悩ましい】
[形][文]なやま・し[シク]《動詞「なや(悩)む」の形容詞化》 1 悩むことがあって苦しい。難儀である。「焦りと苛立ちの—・い日々を送る」 2 官能が刺激されて、心が平静でいられない。「—・い...