わる‐だくみ【悪巧み】
悪い計画。奸計(かんけい)。奸策。「—が露見する」
わる‐だっしゃ【悪達者】
[名・形動]芸能など、巧みではあるが実質・内容が伴わないこと。また、その人や、そのさま。「—な子役」
わる‐だる【悪樽】
泥・糞尿(ふんにょう)など汚物を入れた樽。若衆仲間の嫁・婿いじめの一種として、熨斗(のし)をつけて婚家に贈る風習があった。
わる‐ち【悪血】
悪い血。病毒を含んだ血。あくち。
わる‐ぢえ【悪知恵】
悪い方面によく働く知恵。奸知(かんち)。「若いのに—が働く」「子供に—をつける」
わる‐てんごう【悪てんごう】
悪質ないたずら。わるふざけ。
わる‐どきょう【悪度胸】
あきれるほど、ずぶとい度胸。くそ度胸。「自棄(やけ)に近い気強さから、却って—が据わって」〈里見弴・多情仏心〉
わる‐どめ【悪止め】
[名](スル)無理に引きとめること。「—して客を帰さない」
わる‐なすび【悪茄子】
ナス科の多年草。高さ30〜50センチ。根茎は地中を横に伸びて増え、茎や葉の両面にとげと星状の毛がある。葉は卵形でやや切れ込み、互生する。夏、白または淡紫色の花を開き、実は丸く橙黄色。全草が有毒。...
わる‐のり【悪乗り】
[名](スル)その場の調子や勢いに乗って、度の過ぎたことを言ったりしたりすること。「酔うとすぐ—する」