かいあん‐こく【槐安国】
中国、唐の李公佐(りこうさ)の「南柯記」に書かれている、想像上の国。→南柯(なんか)の夢
かぎゃく‐きかん【可逆機関】
全過程が可逆変化からなる想像上の熱機関。カルノーサイクルの類。
か‐くう【架空】
[名・形動] 1 空中に架け渡すこと。「—ケーブル」 2 根拠のないこと。また、事実に基づかず、想像によってつくりあげること。また、そのさま。「—の人物」「そんな—な事を宛にして心配するとは」〈...
か‐こう【仮構】
[名](スル)実際にはないことを存在するものとして仮に作り設けること。想像によってつくり出すこと。また、そのもの。虚構。「—の世界」
か‐さく【仮作】
[名](スル) 1 仮に作ること。また、作ったもの。 2 実際にはない物事を想像によって作ること。また、作ったもの。虚構。「故意に物語を—せずとも」〈逍遥・小説神髄〉
かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
1 七夕の夜、牽牛(けんぎゅう)・織女の二星が会うとき、カササギが翼を並べて天の川に渡すという想像上の橋。男女の契りの橋渡しのたとえにも用いる。鵲橋(じゃっきょう)。烏鵲橋(うじゃくきょう)。《...
火事場(かじば)の馬鹿力(ばかぢから)
《火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから》切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ。
かた・い【難い】
[形][文]かた・し[ク]《「堅い」と同語源》それをすることが、むずかしい。なかなかできない。「守るにやすく、攻めるに—・い城」「想像するに—・くない」「言うは易く行うは—・し」
難(かた)くな・い
難しくない。容易である。「想像するに—・い」
かっぱ【河童】
《「かわわっぱ」の音変化》 1 水陸両生の想像上の動物。身の丈1メートル内外で、口先がとがり、頭上に皿とよばれるくぼみがあって少量の水を蓄える。背中には甲羅がある。人や他の動物を水中に引き入れて...