みところ‐もの【三所物】
刀剣の付属品である目貫(めぬき)・笄(こうがい)・小柄(こづか)の称。江戸時代、同じ意匠の揃(そろ)いが尊重され、後藤家彫は有名。
むけい‐こていしさん【無形固定資産】
固定資産のうち、物的な存在形態をもたない資産。特許権・借地権・商標権・実用新案権・意匠権・鉱業権などの法的権利と、企業の超過収益力を内容とする営業権の2種がある。
もほうひんかいぞくばんかくさんぼうし‐じょうやく【模倣品・海賊版拡散防止条約】
特許権・意匠権などを侵害する模倣品や、著作権を侵害する海賊版(DVD・ソフトウエア等)を防止するための国際条約。2005年のサミットで日本の首相小泉純一郎(当時)が提唱し、2011年、日本・米国...
もんしょう‐がく【紋章学】
紋章の意義・意匠・由来などを研究して、系図・祖先などを明らかにする学問。
ゆしゅつ‐カルテル【輸出カルテル】
輸出業者の企業連合。輸出入取引法によって認められているカルテルで、価格・輸出数量・品質・意匠などの事項について協定を締結することができる。
ようしき‐び【様式美】
芸術作品などの表現形式がもつ美しさ。「—を極めた意匠」「華麗な—」
ルリスタン【Luristan】
イラン南西部、ザグロス山中の地方名。すべて盗掘によるが、斧(おの)・剣・馬具・壺・装身具など多様な青銅器を出土。大部分は前8〜前7世紀のものと推定され、その動物意匠から、この文化は騎馬民族のもの...
レガレイラ‐きゅうでん【レガレイラ宮殿】
《Palácio e Quinta da Regaleira》ポルトガル中西部の都市シントラにある宮殿。19世紀に富豪アントニオ=モンテイロがポルト出身のレガレイラ男爵から館と荘園を買い取り、2...
レコレータ‐ぼち【レコレータ墓地】
《Cementerio de la Recoleta》アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある墓地。市街北部、レコレータ地区に位置する。19世紀につくられた市内最古の墓地で、エビータの名で親しま...
わらび‐で【蕨手】
《「わらびて」とも》 1 若葉がまだ開かず先がこぶしのように巻いている早蕨(さわらび)。 2 早蕨のような先端が巻き込んだ形の意匠。刀の柄(つか)や高欄、神輿(みこし)の屋根などにみられる。