いし‐てき【意志的】
[形動]その人の言動に意志の感じられるさま。「話し方に—なものがある」
いし‐のうりょく【意思能力】
自分の行為の性質を判断できる精神的能力。判断能力。
いし‐はくじゃく【意志薄弱】
[名・形動]物事をやりとげようとする気持ちや、自分で決断を下す強い判断力に欠けること。「—な人」
いし‐ひょうじ【意思表示】
[名](スル) 1 自分の意思を相手に示すこと。「反対を—する」 2 契約の申し込み・承諾・解除や遺言など、権利・義務に関する法律上の効果を生じさせるために、その意思を外部に表示する行為。
いし‐むのうりょくしゃ【意思無能力者】
意思能力のない者。幼児・心神喪失者など。その法律行為は無効とされる。
い‐しゅ【意趣】
1 恨みを含むこと。また、人を恨む気持ち。遺恨(いこん)。「—を晴らす」 2 心の向かうところ。意向。「格調高雅、—卓逸」〈中島敦・山月記〉 3 無理を通そうとすること。意地。「二人はわざと—に...
い‐しゅう【意執】
あることを心に固く信じて、それから離れられないこと。「—我執を存ぜんこと三途(さんづ)の苦悩のがれ難し」〈盛衰記・一九〉
いしゅ‐うち【意趣討ち】
恨みを晴らすために、その相手を討ち取ること。意趣斬り。「—か時の口論か」〈浄・川中島〉
いしゅ‐がえし【意趣返し】
[名](スル)恨みを返すこと。しかえし。復讐(ふくしゅう)。「明日学校で—されると云う恐れがあるので」〈谷崎・少年〉
いしゅ‐ぎり【意趣斬り】
恨みによって人を斬ること。いしぎり。「脳を打ち砕き、とどめを刺してござるが、—か」〈伎・幼稚子敵討〉