ち‐しゃ【痴者】
愚か者。ばか者。痴人。
ち‐じん【痴人】
理性のない者。愚か者。痴(し)れ者。
痴人(ちじん)の前(まえ)に夢(ゆめ)を説(と)く
《朱熹「答李伯諫書」から》愚か者に夢の話をする。無益なことをするたとえ。
ち‐たい【痴態】
愚かな振る舞い。ばかげた態度。「酒が過ぎて—を演じる」
ち‐ほう【痴呆】
1 愚かなこと。愚かな人。 2 「認知症」のこと。 [補説]平成16年(2004)厚生労働省の用語に関する検討会が、一般的な用語や行政用語としては「痴呆」ではなく「認知症」が適当であるとの見解を...
年甲斐(としがい)もな・い
年齢にふさわしくなく愚かである。「—・く派手なけんかをしてしまった」
とち
[接頭]名詞や動詞に付いて、それが愚かである、ふざけたさまであるなどの意を表す。「—狂う」「才三めに心を通はす—女(あま)め」〈伎・宇都谷峠〉
ど‐さい【駑才】
《「どざい」とも》 1 駑馬のように、愚かで鈍い才能。また、その人。鈍才。 2 自分の才能をへりくだっていう語。非才。
どん【鈍】
[名・形動] 1 にぶいこと。頭の回転が遅く、動作がのろいこと。また、そのさま。「なんて—な奴だ」 2 愚かであること。ばかげていること。また、そのさま。「—な事ぢゃぞ、…妹めが居らぬ」〈伎・幼...
どん‐り【鈍利】
鈍いことと鋭いこと。また、愚かなことと利口なこと。