山(やま)笑(わら)・う
《「臥遊録」の「春山淡冶(たんや)として笑うが如し」から》春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになるようすをいう。《季 春》「故郷やどちらを見ても—・ふ/子規」
や・める【病める/痛める】
[動マ下一]痛む。病気で苦痛を感じる。古い言い方。「頭が—・める」
やや‐さむ【稍寒】
秋になって少し寒さを感じること。うそさむ。そぞろさむ。《季 秋》「—や一万石の城下町/虚子」
やら‐やら
[感]深く感じたり、たいそう驚いたりしたときに発する語。「—珍しや、珍しや」〈虎明狂・比丘貞〉
やれ
[感] 1 困難や不安が解消したときに発する語。やれやれ。「—、助かった」 2 喜びを感じたり、意外な幸運を知ったりしたときに発する語。「—、うれしや」 3 呼びかけるとき、注意を引き起こすとき...
やわ‐やわ【柔柔】
[副] 1 やわらかい感じのするさま。「子供の—とした手」 2 物腰のものやわらかなさま。「母君はただいと若やかにおほどかにて、—とぞたをやぎ給へりし」〈源・玉鬘〉 [名] 1 ぼたもちをい...
やわらか‐め【柔らかめ/軟らかめ】
[名・形動]比較的やわらかいと感じる程度・状態。「—にゆでたうどん」
ゆう‐かん【有感】
人体に感じられること。⇔無感。
ゆうどう‐うんどう【誘導運動】
心理学で、運動知覚の一。月夜の空に流れる雲を見ていると、雲が止まって月が雲の動きと逆方向に動いて見える現象、また、止まっている電車に乗っているとき、隣りの電車が動くと自分のほうが動いたと感じる現...
ゆかし・い【床しい/懐しい】
[形][文]ゆか・し[シク]《動詞「行く」の形容詞化。心ひかれ、そこに行きたいと思う意。「床」「懐」は当て字》 1 気品・情趣などがあり、どことなく心がひかれるようである。「—・い人柄」「古都の...