あま‐だれ【雨垂れ】
1 軒先などから滴り落ちる雨水。雨滴(うてき)。あましずく。 2 感嘆符「!」のこと。 [補説]作品名別項。→雨だれ
いっしょう‐さんたん【一唱三嘆/一倡三歎】
《礼記「楽記」から。一人が歌うと三人がこれに和して歌う意》一度詩文を読んで、何度も感嘆すること。すぐれた詩文などをほめるのに用いる。一読三嘆。
いや
[感] 1 驚いたり感嘆したりしたときに発する語。やあ。「—、これはすごいね」 2 人に呼びかけるときや言い始めるときに発する語。「—申し、ちと申し上げたい事がござる」〈虎寛狂・附子〉
いや‐いや
[感]強く驚いたり感嘆したりしたときに用いる語。「—、実におみごとです」
う‐な・る【唸る】
[動ラ五(四)]《「う」は擬声語》 1 力を入れたり苦しんだりするときに、長く引いた低い声を出す。うめく。「痛くてうんうん—・る」 2 獣が低く力の入った声を出す。「犬が—・る」 3 鈍く低い音...
エクスクラメーション‐マーク【exclamation mark】
感嘆符に同じ。「!」の記号。
大向(おおむ)こうを唸(うな)ら◦せる
役者が、うまい芸で大向こうの観客を感嘆させる。また、一般にすぐれた技巧で多くの人々の人気を博する。 [補説]「大向こう」は、舞台から見て正面後方にある観客席で、転じて芝居通の観客のこと。「向こう...
お・く【措く/擱く】
[動カ五(四)]《「置く」と同語源》 1 やめる。中止する。控える。「筆を—・く」「その話はちょっと—・いて」「感嘆—・くあたわず」 2 除く。のける。さしおく。「君を—・いて適任者はいない」「...
おどろ・く【驚く/愕く/駭く】
[動カ五(四)]《意識していなかった物事に、はっと気づく意が原義》 1 意外なことに出くわして、心に衝撃を受ける。びっくりする。感嘆する。「宇宙の神秘に—・く」「父の博識に—・く」 2 はっと気...
おの‐ごこう【小野御幸】
白河院が、雪の朝に洛北小野皇太后歓子(かんし)を訪問した故事。皇太后が、「屋内から雪見もなされまい」と、庭に席を設けたので、院はその風雅の心に感嘆したという。古今著聞集・十訓抄などにみえる。雪見御幸。