アフェクティブ‐コンピューティング【affective computing】
人工知能で人間の感情や感性を扱うコンピューター技術。人間の表情・話し声・身振りを、ディープラーニングなどによって分析する手法が知られる。1997年に米国のR=ピカードが提唱した概念に基づく。感情...
イメージ‐アド【image ad】
消費者の情緒的、感性的な側面に訴えかけ、商品や企業の効用・特性よりもイメージからアピールする広告。
かそう‐かい【可想界】
哲学で、人間の思惟・理性・知的直観などの最高の認識能力によってのみ把握される超感覚的な世界。カントの悟性界もこれと同義である。叡智(えいち)界。→感性界
カラー‐バリエーション【color variation】
衣服・生活道具などの商品において、基本となる色彩および配色に対して、その感性・雰囲気を重視しながら施された違う配色。
かんかく‐かい【感覚界】
⇒感性界(かんせいかい)
かんせい‐かい【感性界】
感覚器官を介して得られる事象の総体。カント哲学では、感性的直観の形式としての時間・空間に規定された現象界。感覚界。→可想界(かそうかい)
かんせい‐ろん【感性論】
《(ドイツ)Ästhetik》本来、感性的認識についての理論をさしたが、転じて美学を意味する。
けいじ‐か【形而下】
《「易経」繋辞上から》 1 形を備えたもの。物質的なもの。 2 哲学で、感性を介した経験によって認識できるもの。時間・空間を基礎的形式とする現象的世界に形をとって存在するもの。⇔形而上。
けいじ‐じょう【形而上】
《「易経」繋辞上から》 1 形をもっていないもの。 2 哲学で、時間・空間の形式を制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの。超自然的、理念的なもの。⇔形而下。
げん‐しょう【現象】
1 人間が知覚することのできるすべての物事。自然界や人間界に形をとって現れるもの。「不思議な—が起こる」「一時的な—」「自然—」 2 哲学で、 ㋐本体・本質が外的に発現したもの。 ㋑カント哲学で...