しぜん‐かんせん【自然感染】
予防接種などによらず、病原体が体内に侵入することで起こる感染。
しちゅう‐かんせん【市中感染】
1 病院などの医療機関に立ち入らず日常生活を送っている人が、感染症にかかること。→院内感染 2 感染症の集団感染のうち、感染経路が特定できないものをいう。感染しても軽症や無症状の人が、気づかずに...
してい‐かんせんしょう【指定感染症】
感染症予防法による感染症の分類の一。すでに知られている感染症(感染症予防法の1類、2類、3類感染症等を除く)で、国民の健康に重大な影響があるとして、政府が政令で指定する感染症。1類〜3類感染症に...
してい‐でんせんびょう【指定伝染病】
伝染病予防法により、法定伝染病に準じ、必要に応じて厚生大臣が指定した伝染病。平成11年(1999)感染症予防法施行により廃止。
シャーガス‐びょう【シャーガス病】
《Chagas disease》クルーズトリパノソーマという原虫に感染することで起こる感染症。吸血性のサシガメによって媒介され、中南米で広く流行する。リンパ節や肝臓の腫脹、心筋炎・心肥大・食道拡...
しゅうせい‐めんえき【終生免疫】
一度感染または予防接種をすると、生涯にわたってその病気にかからなくなる免疫。麻疹や風疹に対する免疫がこれにあたる。
しゅうだん‐かんせん【集団感染】
空気感染や水系感染などにより、ある地域や集団の中で多数の人が感染すること。集団発生。
しゅうだん‐はっせい【集団発生】
⇒集団感染
しゅうだん‐めんえき【集団免疫】
社会において、ある感染症への免疫を持つ人が多数を占めることで生じる、集団的な免疫効果。先に感染して自力回復した人や予防接種を受けた人が増えると、新たな感染源が発生しても連鎖する可能性が低くなり、...
しゅし‐えいせい【手指衛生】
主に医療従事者が感染症対策を目的として行う手洗い。抗菌剤を含む石鹸と流水、およびアルコール製剤などが用いられる。