しゅっけつせい‐だいちょうえん【出血性大腸炎】
ベロ毒素を出す腸管出血性大腸菌に感染することで起こる大腸炎。汚染された食物を経口摂取することで感染し、下痢・激しい腹痛・血便などの症状がみられる。溶血性尿毒症症候群などの重篤な合併症を併発して死...
しゅとう‐ウイルス【種痘ウイルス】
天然痘ワクチンの製造に使用されるウイルス。天然痘ウイルスと同じオルソポックスウイルス属の牛痘ウイルスやワクシニアウイルスなどを弱毒化したもの。遺伝子組み換え技術により、種痘ウイルスを利用した、C...
しゅ‐の‐かべ【種の壁】
種の異なる生物の間では、生殖や感染症の伝播などが起こりにくいこと。
しゅよう‐ウイルス【腫瘍ウイルス】
感染した細胞を不死化させ、癌(がん)の形成に関与するウイルス。成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-1)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒトパピローマウイルス(HPV)など。癌ウイルス。
しょうこう‐ねつ【猩紅熱】
溶血性連鎖球菌によって起こる感染症。のどが痛み、急に高熱を出し、全身に発疹が現れる。小児に多く、治療にはペニシリンが有効。以前は、法定伝染病・学校伝染病の一つであったが、ペニシリンで治療すれば軽...
しょうとう‐しょう【小頭症】
遺伝的要因や染色体異常、子宮内感染など何らかの原因で脳の成長が阻害され、頭蓋が正常な大きさに達しない病態。→狭頭症(きょうとうしょう)
しょ‐かん【初感】
「初感染」の略。
しょ‐かんせん【初感染】
伝染性の病原体に初めて感染すること。二次感染に対していう。初感。
しょはつ‐かんじゃ【初発患者】
その病気に初めてかかった患者。また、感染症の場合、感染が広がる前に発症し、感染源となる可能性がある患者をいうこともある。
しら‐くも【白癬/白禿瘡】
小児の頭部に、大小の円形の白色落屑(らくせつ)面ができる皮膚病。白癬(はくせん)菌が感染して起こる。かゆみがあり、毛髪が脱落する。頭部白癬。しらくぼ。