にょうどう‐えん【尿道炎】
尿道の炎症。淋菌(りんきん)などの感染によって起こる。
にんい‐せっしゅ【任意接種】
予防接種のうち、希望者が医療機関で受けることのできるもの。対象となる感染症は、インフルエンザ・おたふくかぜ・A型肝炎・B型肝炎・狂犬病など。費用は全額自己負担となる。定期接種を対象年齢内に接種し...
にんてい‐かんごし【認定看護師】
特定の看護分野について優れた知識と熟練した看護技術を持つと日本看護協会が認定した看護師。救急看護・感染管理など21分野がある。CN(certified nurse)。
にんてい‐りんしょうびせいぶつけんさぎし【認定臨床微生物検査技師】
感染症の検査(臨床微生物検査)に関する高度な専門知識・技術を有し、院内感染の制御に取り組む臨床検査技師。日本臨床微生物学会が研修・認定を行う。感染制御認定臨床微生物検査技師資格取得の条件となる。
にんぷ‐けんしん【妊婦健診】
《「妊婦健康診査」の略》妊娠してから定期的に受ける産婦人科の検査。母体・胎児の状態のほか、子宮頸(けい)がん・クラミジア感染症・貧血・肝炎など、母体と胎児に影響のある疾病や感染症について検査する。
ねこ‐エイズ【猫エイズ】
ネコ後天性免疫不全症候群の通称。ネコがFIV(ネコ免疫不全ウイルス)に感染することにより起こる。発症すると免疫機能が極度に低下し、口内炎や日和見感染などを起こす。ヒトや犬には感染しない。→エイズ
ねこひっかき‐びょう【猫引っ掻き病】
グラム陰性菌の一種が感染することによって起こる感染症。病原菌をもつネコに引っかかれたり、噛まれたりすることで感染するが、ネコに対してはまったく病原性はない。咬傷(こうしょう)後に炎症が生じ、リン...
ねっしょう‐し【熱傷死】
熱傷(高温・高熱による皮膚や粘膜などの損傷)を原因として死亡すること。熱傷ショック、気道熱傷、感染による敗血症、腎不全、多臓器不全による死亡などがある。
ねったい‐しまか【熱帯縞蚊】
ヤブカの一。ヤブカ属の昆虫で体長約3ミリ。体は黒茶色で白い縞がある。熱帯地方に広く分布し、デング熱や黄熱などの感染症を媒介する。日本では沖縄・小笠原諸島などに記録が残るが、現在は生息していない。
ノイラミニダーゼ【neuraminidase】
糖鎖の末端に結合したシアル酸を切り離す作用をもつ酵素。微生物・植物・動物の細胞膜の表面に存在する。インフルエンザウイルスでは、ヒトなどの宿主の細胞内で増殖したウイルス粒子が、細胞膜から離脱して別...