マラリア【malaria】
マラリア病原虫が赤血球に寄生して起こる熱帯性の感染症。感染症予防法の4類感染症の一。ハマダラカの媒介により感染する。寒け・震え・高熱が主症状で、間欠的に繰り返す。発熱周期が一定し、48時間ごとに...
マレー‐しじょうちゅう【マレー糸状虫】
東南アジアから西南アジアにかけて分布する糸状虫。主にヌマカ属の蚊を介して人に感染し、リンパ系フィラリア症を起こす。
まんえんぼうしとう‐じゅうてんそち【蔓延防止等重点措置】
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、内閣総理大臣が講じる措置の一つ。同じく同法が定める緊急事態宣言より、感染流行の深刻度が低い場合に講じられ、実施すべき期間、実施すべき区域が指定される。...
まんせい‐かんせんしょう【慢性感染症】
発病後の症状の発現が徐々で、経過も緩慢な感染症。結核・ハンセン病・梅毒など。慢性伝染病。→急性感染症
まんせい‐きょぜつはんのう【慢性拒絶反応】
肝臓・心臓・腎臓などの臓器移植後、数か月から数年で起こる拒絶反応。血流障害・感染・血管の異常・薬剤など、さまざまな要因で生じる。進行すると、移植臓器の動脈硬化・血流障害・線維化が進む。→急性拒絶反応
まんせい‐ちゅうじえん【慢性中耳炎】
鼓膜に穴が開いたままの状態となり、細菌やウイルスが中耳に感染し、慢性的な炎症を起こす、中耳炎の一種。耳垂れや難聴などの症状がみられるが、多くの場合痛みはない。小児期に急性中耳炎が適切に治癒せず、...
まんせい‐でんせんびょう【慢性伝染病】
⇒慢性感染症
マーズ【MERS】
《Middle East respiratory syndrome》MERSコロナウイルスによる感染症。アラビア半島諸国および同地域への渡航後の発症が報告されている。中東呼吸器症候群。
マールブルグ‐びょう【マールブルグ病】
《Marburg disease》ウイルス性出血熱の一つ。1967年にドイツのマールブルクなどでワクチン製造のためウガンダから輸入したアフリカミドリザルを扱った研究者ら31人が発症し、7人が死亡...
ミカマイシン【mikamycin】
抗生物質の一。ミカマイシンAおよびBの混合物。外用によりぶどう球菌や連鎖球菌による感染症の治療に用いられる。