かん‐つう【感通】
[名](スル)自分の思いなどが、相手に通じること。「わたしのこの心はポチにも自然と—していたらしい」〈二葉亭・平凡〉
かん‐づ・く【感付く/勘付く】
[動カ五(四)]直観的に気づく。「何かあるとは薄々—・いていた」
かん‐でん【感電】
[名](スル)電流が身体に流れて衝撃を受けること。「落雷で—する」「—死」
かん‐とく【感得】
[名](スル) 1 奥深い道徳や真理などを感じ悟ること。「自然の摂理を—する」 2 信心が神仏に通じて、宿願がかなえられること。 3 思いがけなく手に入れること。「為朝鵜丸の剣を—し給ひし事」〈...
かん‐ど【感度】
1 他からの刺激に感じる度合い・程度。「—の鋭い人」 2 受信機・測定器などが、電波・電流などを感じる度合い。「ラジオの—が悪い」 3 写真フィルムなどの感光材料が光に反応する度合い。数値で表し...
かん‐どう【感動】
[名](スル)ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。「深い—を覚える」「名曲に—する」
かんどう‐し【感動詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、主語にも修飾語にもならず、他の文節とは比較的独立して用いられるもの。話し手の感動を表す「ああ」「おお」の類をはじめ、呼びかけを表す「おい」「もしもし」の類や、応答を...
かんどう‐じょし【感動助詞】
助詞の一類として、感動・強調などの意を表す、間投助詞・終助詞を合わせたものを称する。
かんどう‐ぶん【感動文】
感動した気持ちを表す文。多くは、感動詞や感動の助詞を用いる。西欧語では文末に感嘆符「!」を付ける。感嘆文。
感(かん)に堪(た)え◦ない
非常に感動して、それを表に出さずにはいられない。「—◦ないという面持ち」