あわただし・い【慌ただしい】
[形][文]あわただ・し[シク]《近世初期までは「あわたたし」》 1 物事をしようとしてしきりにせきたてられるさま。落ち着かなくせわしいさま。「—・い年の瀬」 2 状況の移り変わりが急で、一定し...
あわ・つ【慌つ】
[動タ下二]「あわてる」の文語形。
あわて‐ふため・く【慌てふためく】
[動カ五(四)]思いがけない物事に出会って、落ち着きを失ってうろうろする。うろたえる。「不意の来客に—・く」
あわて‐もの【慌て者】
落ち着きがなくそそっかしい行いをしでかす人。気の早い人。粗忽者(そこつもの)。
あわ・てる【慌てる/周章てる】
[動タ下一][文]あわ・つ[タ下二] 1 思いがけない物事に出会って、ふだんの落ち着きを失う。うろたえる。狼狽(ろうばい)する。「突然の知らせにすっかり—・てた」 2 (「あわてて…する」の形で...
慌(あわ)てる乞食(こじき)は貰(もら)いが少(すく)ない
先を争って貰おうとすると、かえって貰いが少なくなるものである。急ぎすぎると、悪い結果を招くという戒め。
あわてん‐ぼう【慌てん坊】
落ち着きがなく、急いで事を行って失敗することの多い人。
こう【慌】
[常用漢字] [音]コウ(クヮウ)(呉)(漢) [訓]あわてる あわただしい 1 あわてる。あわただしい。「慌忙」 2 ぼんやりする。「慌惚(こうこつ)」 3 おそれる。「恐慌」