したい‐よ・る【慕い寄る】
[動ラ五(四)]そばにいたいと思って近くに行く。慕って近寄る。「先生に—・る弟子は多い」「美しさにひかれて—・る」
した・う【慕う】
[動ワ五(ハ四)] 1 恋しく思う。懐かしく思う。「兄のように—・う」「遠い祖国を—・う」「灯火を—・って虫が飛んでくる」 2 離れがたく思ってあとを追う。「飼い主を—・って、どこへでもついて来...
したわし・い【慕わしい】
[形][文]したは・し[シク]《動詞「した(慕)う」の形容詞化》心を引かれ、好ましく、または、懐かしく思うさま。恋しい。「—・い母上の姿」 [派生]したわしげ[形動]したわしさ[名]
ぼ【慕】
[常用漢字] [音]ボ(漢) [訓]したう ひかれて思いを寄せる。したう。「慕情/愛慕・敬慕・思慕・追慕・恋慕」 [名のり]もと
ぼきえことば【慕帰絵詞】
絵巻。10巻。正平6=観応2年(1351)作。本願寺3世覚如の伝記を描いたもので、覚如の子慈俊撰。絵は藤原隆昌・隆章、詞書(ことばがき)は三条公忠ら。1、7巻のみ文明14年(1482)の補作で、...
ぼ‐じょう【慕情】
慕わしく思う気持ち。特に、異性を恋い慕う気持ち。
ぼよう【慕容】
古代北アジア遊牧民族の鮮卑の一部族。3世紀ごろから中国東北部に移住、4世紀初めには強盛となり、前燕・後燕・西燕・南燕などを建国。