なつかし・い【懐かしい】
[形][文]なつか・し[シク]《動詞「なつ(懐)く」の形容詞化》 1 心がひかれて離れがたい。 ㋐魅力的である。すぐそばに身を置きたい。「三蔵は少し葉蔭になっている他の(牡丹ノ)一輪を—・く見る...
なつかしいこかげよ【懐かしい木陰よ】
⇒オンブラマイフ
なつかし・む【懐かしむ】
[動マ五(四)]なつかしく思う。なつかしがる。「往時を—・む」
な‐ず・く【懐く】
[動カ五(四)]⇒なつく
な‐つ・く【懐く】
[動カ五(四)]《馴れ付く意。「なづく」とも》慣れ親しむ。慣れて付き従う。「人によく—・く鳥」「人見知りでなかなか—・かない」 [動カ下二]「なつける」の文語形。
な‐ず・ける【懐ける】
[動カ下一]⇒なつける
な‐つ・ける【懐ける】
[動カ下一][文]なつ・く[カ下二]《「なづける」とも》なつくようにする。「犬ヲ—・ケル」〈和英語林集成〉 「智深うして人を—・け、慮(おもんばかり)遠くして主を諫む」〈太平記・四〉
なつこ・い【懐こい】
[形]人にすぐなれ親しみやすい。また、そのような性質である。人なつこい。なつっこい。「—・く話しかける」
なつっこ・い【懐っこい】
[形]「なつこい」の音変化。「—・くほほえみかける」
なつ‐メロ【懐メロ】
《「懐かしのメロディー」の略》ひととき流行し、そのころのことが懐しく思い出されるような歌。