いか‐ん【如何/奈何】
《「いかに」の音変化》 [名]事の次第。なりゆき。ようす。「理由の—によっては」「事の成否は君の協力—による」
[副]文末に用いて、状態などについての疑問を表す。どんなであろうか。「君の心境や—」
いつ【一/壱】
1 ひとつ。「ここに—の秘法を案出致し候(そろ)」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 同じこと。まとまっていること。「軌を—にする」「心を—にする」 3 一方。あるもの。別なもの。「—は甘く、—は苦い...
うけい【誓ひ/祈ひ】
神に誓うことによって吉凶・成否を占うこと。誓約。「夫(それ)—の中に必ず当(まさ)に子を生むべし」〈神代紀・上〉
うけ・う【誓ふ/祈ふ】
[動ハ四] 1 物事の吉凶・成否を神意によって知ろうとして祈る。「天安河(あめのやすかは)を中に置きて—・ふ時に」〈記・上〉 2 事柄の実現を神に祈る。「水の上に数書くごとき我が命妹に逢はむと—...
うん‐しだい【運次第】
運のよしあしによって事の成否が決まること。運まかせ。
うん‐まかせ【運任せ】
事の成り行きを天に任せること。成否は運命に任せて行うこと。
肩(かた)に掛(か)か・る
責任や仕事などが、その人にかぶさってくる。「この事業の成否は諸君の—・っている」
がん‐りき【眼力】
1 目で物を見る力。視力。がんりょく。 2 物事の善悪・真偽・成否などを見抜く能力。がんりょく。
きっ‐そう【吉左右】
《「左右」は知らせ、便りの意》 1 よい知らせ。吉報。 2 善悪や成否いずれかの知らせ。
くじ【籤/鬮】
紙片や竹片などに文句や記号を記し、その一つを抜き取って、事の成否や吉凶を判断したり、当落・順番などを決めたりする方法。また、その紙片・竹片など。古くは神意をうかがうのに用いた。「—に当たる」「あ...