なりゆき‐ちゅうもん【成(り)行き注文】
顧客が銘柄と数量だけを指定し、値段はその時の相場で取引するように出す売買注文。→指し値注文
なりゆき‐まかせ【成(り)行き任せ】
物事の自然の成り行きにゆだねること。積極的に関わらずに自由にさせること。「—では自分に合う仕事は見つからない」
なり‐ゆ・く【成(り)行く】
[動カ五(四)]次第にある状態に移っていく。「どう—・くかを見きわめる」
なり‐わい【成り合ひ】
[名・形動ナリ]「なりあい」の音変化。「—の渡世は送るものなり」〈浮・永代蔵・四〉
な・る【成る/為る】
[動ラ五(四)] 1 物事ができ上がる。実現する。成就する。「ついに五連覇が—・る」「念願—・って一人立ちする」 2 今までと違った状態・形に変わる。「氷が水に—・る」「血と—・り肉と—・る」 ...
なる‐くち【成る口】
1 酒が飲める人。いける口。「—と云うでもないのに、立続けの五六杯が劇(ひど)く利いて」〈柳浪・河内屋〉 2 口説いたらものになりそうな人。「こいつ—ぢゃと思うて」〈伎・韓人漢文〉
なるしま【成島】
姓氏の一。 [補説]「成島」姓の人物成島司直(なるしまもとなお)成島柳北(なるしまりゅうほく)
なるせ【成瀬】
姓氏の一。 [補説]「成瀬」姓の人物成瀬仁蔵(なるせじんぞう)成瀬巳喜男(なるせみきお)
なるせ‐じんぞう【成瀬仁蔵】
[1858〜1919]教育家。山口の生まれ。米国に留学して女子教育を研究。帰国後、明治34年(1901)日本女子大学校を創立。
なる‐たけ【成る丈】
[副]《動詞「な(成)る」に限度の意を表す名詞「たけ(丈)」の付いた語から。「なるだけ」とも》できる限り。できるだけ。なるべく。「—早く来てください」