アメンドウ【(ポルトガル)amendoa】
1 アーモンドの別名。江戸時代にポルトガルから渡来したときの呼び名。アメンドース。 2 カラモモの別名。
あや‐がわ【綾川】
香川県中央部を流れる川。県最長の川で、長さ38キロ。讃岐(さぬき)山脈最高峰の竜王山北麓に源を発して北流し、坂出(さかいで)市で瀬戸内海に注ぐ。上流の綾歌(あやうた)郡綾川町に長柄(ながら)ダム...
あやがわ‐ごろうじ【綾川五郎次】
[1703?〜1765]江戸中期の力士。初代横綱明石志賀之助と同様に伝説的な力士で、第2代横綱とされているが、確証はない。→初代横綱明石 →第3代横綱丸山
あやせ【綾瀬】
東京都足立区の地名。綾瀬川の下流。江戸時代は鷹狩りの場。
あやつりさんば【操三番】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「柳糸引御摂(やなぎのいとひくやごひいき)」。嘉永6年(1853)江戸河原崎座で初演。翁(おきな)・千歳(せんざい)をぜんまい人形、三番叟(さんばそう)を糸操りの所作で演...
あやべ【綾部】
京都府中西部、福知山盆地にある市。江戸時代は九鬼氏の城下町。古代には、綾織りを職とする漢部(あやべ)が居住していた。繊維・機械工業が盛ん。大本教(おおもときょう)発祥の地。人口3.6万(2010)。
あ‐ゆい【足結/脚結】
1 動きやすいように、袴(はかま)のひざの下の辺りをくくり結ぶひも。あしゆい。あよい。「若草の—手(た)づくり」〈万・四〇〇八〉 2 江戸時代に富士谷成章(ふじたになりあきら)の用いた文法用語。...
あゆいしょう【脚結抄】
江戸後期の国語文法書。富士谷成章(ふじたになりあきら)著。5巻6冊。安永7年(1778)刊。単語を品詞に分類し、そのうちの助詞・助動詞・接尾語などについて研究したもの。→挿頭抄(かざししょう)
あらい‐の‐せき【新居の関/荒井の関】
江戸時代、新居に設けられた関所。箱根の関とともに東海道の重要な関所。建物として唯一現存する。今切(いまぎれ)の関。
アラキ【(オランダ)arak】
ナツメヤシの樹液などを発酵・蒸留させてつくった酒。エジプトや東南アジア・インド地方で常用する。日本には江戸時代にオランダ人によって伝えられた。アラキ酒。アラック。 [補説]「阿剌吉」とも書く。