ほし‐づきよ【星月夜】
1 晴れて星の光が月のように明るい夜。ほしづくよ。《季 秋》「戸口まで送って出れば—/子規」 2 主に謡曲で、「暗(くら)」と同音の「倉」を含むところから、「鎌倉」を導くために使われた修飾語。「...
ほしづきよ‐の‐いど【星月夜の井戸】
神奈川県鎌倉市にある井戸。昼間でも星の影が現れると伝えられる。
ほ・す【干す/乾す】
[動サ五(四)] 1 水分・湿気を取り除くために、日光・風・火気などにあてる。かわかす。「洗濯物を—・す」「布団を—・す」 2 中の水を全部除いてからにする。「井戸を—・す」「池を—・す」 3 ...
ほそびき‐あみ【細引き網】
1 細引き1で編んだ漁網。 2 江戸時代、罪人を護送する駕籠(かご)に、逃亡を防ぐため上からかけた網。
ほそり‐ぶし【細り節】
《ほそぼそとした節の意》江戸初期の流行歌。大和の壺坂で、御詠歌を母体として発生したという。哀調を帯びた曲節をもつ。
ほたるのはか【火垂るの墓】
野坂昭如(あきゆき)の小説。終戦間近の神戸市で、親を亡くした兄妹が懸命に生き延びようとする姿を描く。昭和42年(1967)発表。同年「アメリカひじき」とともに第58回直木賞受賞。昭和63年(19...
ほっかいどう【北海道】
日本列島の四大島の一。また、その付属島を含む地域。太平洋・オホーツク海・日本海に囲まれ、宗谷海峡を隔ててサハリン(樺太(からふと))と、津軽海峡を隔てて本州と対する。古くからアイヌが居住。行政上...
ほっ‐かく【北郭】
《江戸城の北方にあったところから》江戸の新吉原遊郭。北里。北州。北国。
ほっ‐こく【北国】
1 北方の国。北方の土地。きたぐに。北州。 2 北陸道の諸国。「越前の国よりはじめて—の勢そろへて上るべし」〈平治・中〉
《江戸城の北にあったところから》新吉原(しんよしわら)遊郭の異称。...
ほっこく‐かいせん【北国廻船】
江戸時代、蝦夷(えぞ)地や東北・北陸地方と大坂・兵庫などを西廻り航路で結んだ廻船。主に北国の海産物を上方(かみがた)で売却し、塩・酒・雑貨などを仕入れて北国で売却した。北前船。