ほっこく‐かいどう【北国街道】
北陸街道と中山道をつなぐ街道。中山道の信濃追分(おいわけ)から小諸・上田・高田を経て北陸街道の直江津(なおえつ)に至る間で、江戸と佐渡を結ぶ重要な脇街道であった。
ほっこく‐ぶね【北国船】
中世末期から江戸中期にかけ、日本海海域で活躍した大型廻船。平底で船首がまるく、舷側に垣立(かきたつ)がない。順風でないときは櫂(かい)で漕いだ。のち、帆走性能や経済性に優れる弁才船(べざいせん)...
ほつみさき‐じ【最御崎寺】
高知県室戸市にある真言宗豊山派の寺。山号は、室戸山。四国八十八箇所第24番札所。大同2年(807)空海の開創と伝える。室町初期、足利尊氏(あしかがたかうじ)が土佐の安国寺とし、江戸時代には藩主山...
ほと‐ほと
[副]戸などをたたく音や、斧(おの)で木を切る音などを表す語。「父が—と扉をたたいて」〈康成・青い海黒い海〉 「宮造る飛騨の匠の手斧(てをの)音—しかるめをも見しかな」〈拾遺・雑恋〉
[名]...
ほにほろ
《飴売り行商人の歌の囃子詞(はやしことば)。意味不詳》江戸時代寛政期に流行した飴売り行商人。唐人服を着、腰に張り子の馬を付け、唐人笛を吹きながら「ほにほろほにほろ」と歌い踊り、飴を売り歩いた。ま...
ほべつ‐うんじょう【帆別運上】
江戸時代、廻船に対し、帆の反数(たんすう)に応じて賦課された雑税。
ほ‐まち【帆待ち】
1 江戸時代、運賃積み船の船乗りが契約以外の荷物の運送で内密の収入を得ること。また、その収入。ほまちがね。 2 (「外持」「私持」などとも当てて書く)臨時に入る個人的な収入。また、個人的にひそか...
ほめ‐ことば【褒め言葉/誉め詞】
1 ほめる言葉。賛辞。 2 歌舞伎で、客席から舞台の役者をほめる言葉。江戸時代には上演途中で、決められた観客が花道へ上がり、ひいき役者をほめる形式があった。
ほり‐いど【掘(り)井戸】
地面を掘り下げて作った井戸。掘り井。
ほりかわ‐じゅく【堀川塾】
江戸時代、伊藤仁斎が京都堀川のほとりの自邸に開いた私塾。古義堂。