ぼう‐や【坊や】
《「や」は接尾語》 1 幼い男の子を親しんでいう語。江戸時代は男女両方に用いた。 2 世なれていない若い男を親しんで、または軽んじていう語。「いつまでたっても—で困る」
ぼく【木】
[音]ボク(漢) モク(呉) [訓]き こ [学習漢字]1年 〈ボク〉 1 き。立ち木。「木石/花木・灌木(かんぼく)・巨木・古木・枯木・香木・高木・雑木(ざつぼく・ぞうぼく)・神木・大木・低...
ぼくらのじだい【ぼくらの時代】
栗本薫の長編推理小説。昭和53年(1978)刊。同年、第24回江戸川乱歩賞受賞。著者と同名の素人探偵を主人公とする「ぼくらシリーズ」の第1作。
ボタニカきょう【菩多尼訶経】
《(ラテン)botanicaは植物学の意》江戸後期の学術書。1冊。宇田川榕庵著。文政5年(1822)刊。日本で初めての組織だった植物学書で、経のように折本式になっている。
ぼろいし‐やま【双石山】
宮崎県南東部、宮崎市南部にある山。鵜戸(うど)山地最北端に位置する。標高509メートル。南東部には加江田(かえだ)渓谷が流れ、国指定天然記念物の照葉樹自然林が残されている。県自然休養林にも指定さ...
ぼん【坊】
《「ぼう」の音変化》 1 僧侶。「—さん」 2 (主に西日本で)男の子を丁寧に、また親しみを込めて呼ぶ語。江戸中期までは男児・女児どちらにも用いた。ぼうや。ぼっちゃん。
ぼん‐きょうげん【盆狂言】
江戸時代の歌舞伎で、陰暦7、8月ごろに行われる興行。また、その狂言。多くは7月15日初日で、大立者は出演せず、怪談物やあだ討ち物が多い。
ぼん‐の‐くぼ【盆の窪】
1 首の後ろの中央のくぼんだところ。 2 江戸時代、小児の頭髪を首の後ろだけ少し残してそった髪形。
ボードイン【Anthonius Bauduin】
[1822〜1885]オランダの陸軍軍医。文久2年(1862)長崎養生所教官として来日。江戸に医学校創設の準備のため帰国後再来日し、明治2年(1869)大阪病院に勤務、大学東校でも教え、明治3年...
ポルトガル【Portugal】
ヨーロッパ南西部、イベリア半島西部にある国。正称、ポルトガル共和国。首都リスボン。前2世紀、ローマの属州となり、ルシタニアとよばれた。1143年に王国を建設、15、6世紀には東洋貿易で栄え、ブラ...