みなくち‐まつり【水口祭(り)】
苗代に種もみをまく日に、その水口で行う田の神祭り。神酒・焼き米などを供え、ツツジ・山吹・栗などの枝を挿す。苗代祭り。種(たな)祭り。水戸(みと)祭り。《季 春》
みなしぐり【虚栗】
江戸前期の俳諧撰集。2冊。宝井其角編。天和3年(1683)刊。芭蕉および蕉門のほか、貞門・談林に属する俳人の発句・歌仙などを収録。蕉風確立に至る過渡期の撰集。
みなと【港】
東京都の区名。東京港に臨む。江戸時代は武家屋敷・寺社地。赤坂・芝・麻布(あざぶ)の旧3区が合併して成立。人口20.5万(2010)。
みなと‐がわ【湊川】
神戸市の六甲山に源を発し、南流して兵庫区・中央区の境辺りで大阪湾に注いでいた川。明治時代に河道が変えられ、新湊川として長田区苅藻島の西で海に注ぐ。長さ12キロ。旧河道は新開地となった。
神戸...
みなとがわ‐じんじゃ【湊川神社】
神戸市中央区にある神社。祭神は楠木正成ほか一族の将士。明治5年(1872)正成の墓のある地に創建。
みなみ【南】
江戸城の南の、品川遊里の俗称。→北 →東 →西
みなみじゅうにこう【美南見十二候】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長が品川芸者たちの姿を描いた揃物の美人画。大判2枚続きの12か月にまつわる錦絵で、12図の刊行が予定されていたとされるが、3月分から8月分までを2枚続き、9月分を1枚で...
みなみそうま【南相馬】
福島県北東部の市。太平洋に面する。江戸時代には陸前浜街道が南北に通じていた。電気・精密機械などの工業が盛ん。雲雀ヶ原(ひばりがはら)で7月に相馬野馬追(のまおい)が行われる。平成18年(2006...
みなみ‐まちぶぎょう【南町奉行】
江戸幕府の職名。江戸町奉行の一。北町奉行と1か月交代で、市中の民政全般をつかさどった。→町奉行
みぬま【見沼】
さいたま市の区名。市域の北東部を占める。区名の由来となった見沼田圃(たんぼ)は、江戸時代に見沼の干拓によってできた新田地区で、現在も貴重な緑地として残る。